今年もあと11ヶ月をきって、今年内はもうこの国に来なくていいのよねたぶん、というのと、これから戻る先はもう慣れ親しんだEU圏内のあの国ではなくなってるのだわ(やや大げさ)、ていうのを噛みしめつつ、Andy Gillももういないのかー、ってしんみりしつつ、羽田空港まできました。
はじめに予約していた戻りのチケットは1日 - 土曜日発ので、週の中頃、がんじがらめピークの時に日曜日発の席が空いたけどどうします? と言われて、お買物とかもしたいかも、と日曜日発に延ばした。そうしてあいた隙間にいろいろ突っ込んでしまった後に、やっぱなんかしんどいかもと思って、更にleave them all behind 2020がああー、あるのを知って泣きたくなったが、泣いてもしょうがないのでできるところまでじたばたした。 いまはぐったりだけど後悔はしない。でももう二度とやりたくない。
7日間、展覧会7つ、映画2つ。出張だとこれくらいが限界だわ。こういうのって初めはノリと勢いで目指すのはあそこのあれだ! って走っていくのだが途中で突然に冷めてしまうことがあって、でも今回はそこまでのは来なかったかも。あーでも本屋とか食材とか漁ってて、これらどうせすぐには読めないよね食べないよね? が少しだけきた。 でも、持って帰れなくて床に積んどくだけでもその養分はきっとどこかを巡って(殴)。
相変わらず、朝の通勤電車には(最初のうち)恐くて乗れなくて、乗ればがんじがらめの状態の視界に拷問のように腐ったような広告が捻じこまれ、たまらずスマホに目を落とせば同様の「プロモーション」と呼ばれる宣伝がどかどか落ちてくる。 ここまで下世話に過剰に異常にやらないと経済が回っていかないのだとしたらあの国はもう相当やばいし終わっているのだとしか思えない。
あとはとにかく消費税ひどい。本屋で何度も目が点になって明細を見返してしまったのだが、あの値段(支払い金額)だと本なんて月3冊くらいしか買えないし、学生さんにはぜったい無理だろうし、そうやっていろいろ歪んで萎んでいっちゃうよね。ふつうなら一揆起こるよね。
こんなふうに国の経済が疲弊してクビまわらなくてしょうもないけど、しょうもないからせめて国の威信を、みたいにふんぞりかえろうとして笑われているのが今の英国なので、次の一年で叩きのめされてみんなが反省するさまを見ておきたい。 いまの時代、国境に線を引いて指をさすのがどれだけ愚かでみっともないことか、などいろいろ。
今日はGroundhog Dayだねえ。 自分がGroundhogだったらぜったい、当分出てきたくない。
今回少しだけ遊んでくれたみなさま、ありがとうございました。 またそのうち。
2.02.2020
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