5月27日 - 祝日 - 月曜日の午後、Leicester Squareのシネコンで見ました。
もうTVで何度かやっている(見ている)前作 (2016) のエンディングに流れるBill Withersの”Lovely Day”のとこでいっつもじーんと泣きそうになって、ペットいいなー、でも今この部屋に猫が来たりしたらいろいろしぬな.. で止まってしまって実現できていなくて、ペットのいる生活とか、ペットの秘密の生活 - Secret Life of Pets – とかには常に憧れがあるので、当たり前のように見にいく。
ふつう犬のMax (Patton Oswalt - 前作から変わったのね)とでっかい犬のDuke (Eric Stonestreet)の飼い主のKatie (Ellie Kemper) が結婚してLiamていう赤子が産まれて、おっかなびっくりヒトの子供の相手をしていくのと、家族みんなで車に乗って農場に滞在する話と、ポメラニアンのGidget (Jenny Slate)がMaxの留守中に彼の大切にしているコロコロ玩具を猫屋敷に落っことしてそれを救出しなけれならなくなる話と、白うさぎのSnowball (Kevin Hart)が悪いサーカス団に囚われている白トラの子を救出する話と、この3つのエピソードが交錯していって、最後にだんごになる、そういうやつで、ひとつのアパートの縦階(+上空)に暮らすペットたちの間で閉じられた交流が、その外側 - 都会の宿無し地下世界の動物たちと怒涛のうねりをあげて激突してスクリューボール展開していく前作も素敵だったけど、今度のもまあ悪くはないの。
ひとつはMaxとDukeが出会う農場の動物 - 家畜たちとMaxがいろいろ教わるかっこいい牧羊犬のRooster (Harrison Ford)との出会いとか、もうひとつはSnowballが暴れて助けだすサーカスで虐待されているトラとの出会いとか、前作の建物や地理の閾を越えて、ヒトと動物の関わりはペットとのそれだけじゃなくてほんといろいろあって、でも義理人情みたいのはやっぱし大切だからね、って徒党を組んで立ち向かっていくの。あと、守らなければいけないものが出てきたMaxの成長物語、ていうのもあるか。
ここまでくると犬猫っていうよりふつーの人の世界の話と同じかんじだよね、とか、前作にあったペットは飼い主のいない間にこんなこともあんなことも! っていうツボに嵌るような驚きが薄れたかも、とかいろいろあるけど、でも、なんも考えなくて見ていられるからいいことにする。
Chloe (Lake Bell)がGidget - イヌ - にネコになる訓練をするところとか、猫屋敷の話とかはおもしろいし。 あーでも前作のようにGidgetのカンフー突撃とか、Snowballのごろごろとかいきなり爆発したように豹変するところがなかったのはちょっと惜しかったかも。
これってやっぱり都会のお話しで、実写よりはアニメーションの方がはまる気がして、田舎のお話しだと、例えば”Dave”みたいに実写の方がはまる気がする、のはなんでかしら? ていうのを考えている。”Pets”のほうは、やっぱし我々の妄想とかこうあってほしい、が(割と強めに)無意識に反映されてしまうからだろうか。”Paddington”は都会で実写だけど、あれペットの話じゃないし、こないだの”Winee-the-Pooh”はやや微妙だけど、あれもペットの話じゃないし...
そういえば、マンハッタンのどこかでトラが飼われていたっておかしくないよねえ。
6.03.2019
登録:
コメントの投稿 (Atom)
0 件のコメント:
コメントを投稿
注: コメントを投稿できるのは、このブログのメンバーだけです。