いまは謎めいてぽかぽかしている土曜日の昼間で、Heathrowにきて、ほんと久々に空港のラウンジでPCをぱたばたやってる。
これから日本の、東京ってとこに仕事の出張で行く。日曜に着いて、次の日曜にこっちに戻る。
「帰る」とか言いたくなくて、「行く」でじゅうぶんで、行ってとっとと仕事片付けてさっさか戻ってきたい。
それくらい今のあの国は訪れてみたくない国だんとつのベストで、理由を連ねるのは時間の無駄なのでやらないけど、嫌なもんは嫌、あの国の政治も経済もメディアも広告もみーんなだいっきらい、って学校や遠足に行きたくない子供とおんなじで、子供なんだからほっといて。 と、あの国の幼稚な政治家連中とおなじようにだだ捏ねてみるとか。
こっちに飛んできたのが昨年の2月1日だったから、だいたい1年ぶりで、1年も会っていないというのに会ってくださる人たちがいるのはとても嬉しいことだし、そういう人たちと日本のおいしいご飯を食べることができるのもありがたいことだし、本屋に行けば昨年に出た読んだことがない本とか雑誌とかいっぱいあるのだろうし、コンビニに行けばわけわかんない菓子とかわんさかあるのだろうし、デパートに行けばいろんなイベントだのフェアだのでお花畑なのだろうし、レコ屋は(もういいかげんにしようね..)だし、ほんの少しゆるされそうな欲を言えば竹橋で熊谷守一見れるかなーとか、アンスティチュのジャンヌ・モローは無理かしらー、とかだんだんいいかげんにしろよ、になってくるのだが、とにかくまずは仕事をちゃんと片付けること、あとは人間ドックに行くのと、それから床に放置して積まれたまま(になっているはず)の彼らに謝らないと、かな。
他方で、来週のロンドンはやっぱりな、というかんじでいろいろありそうなのがなんか悔しい。
映画ではP.T. Andersonの旧作35mm上映のほかに見たいやついっぱいだし、ライブではStarcrawlerあるのになー、とか、こういうときってそういうもんよね、いつだってどこだって。
もう1年かあ、って、これが2年になり3年になる、というのは当たり前のことなのに、それがなにかの秒読みのようで、なんの秒読みなのかを考えることも含めて今はとても怖い。そしてその怖さを怖さとして認識している限りにおいて、ほんの少しはまともでいられるのではないかしら、と、春に向かって少しづつ長くなっているはず – でも焼石にしか見えない日照時間のことをじりじり思うようにして、思ったりする。
その反対側で、あんたなにやってんのよウェストミンスターの中にもビッグベンの中にも入ってない、ロンドンアイにもロンドン橋にも行ってない、そんなふうにして結局自由の女神も行かなかったでしょもう先長くないんだからいいかげん夢みんのやめなさいよ、ていうぷんすかしてるやつもいる。
ロンドン着いたらちゃんとした傘を買おうとか、ダッフルも買おうとか、いろいろあったやつ、あれらはどうしたのだ、とか。
昨日のTrumpの訪英中止の報道、あーよかった永遠に来るんじゃねえバカ、とかどこでもあたりまえのようにやってて、そんで夜中に”Darkest Hour”(昨日初日)とか見ると、国威とか戦争とかそういうのとは関係なく、この国のファシズムくそくらえ、の石頭っていいな、ってふつうに思った。
どちらかというと日本まってろ、よりも(来週の)ロンドンまってろ、になりつつあるけど、でも日本も楽しみだから。
というわけでしばらく更新止まります。
ではまた。
1.13.2018
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