Panorama、NIN以外のやつを書いてなかった。あんまないけど。
30日の15:00くらいにバスでマンハッタンの東の岸にバスで向かって、昨年同様フェリーに乗る。
昨年は前売り買うときに往復でいくらだったか、フェリーのチケットを買って、でも行き帰りになんのチェックもなしで乗れたので今年は買わないでおいたら、やはりぜんぜんチェックなかった(Panoramaのe-Ticketを見せたくらい)。
フェリーで、前の席に座った女子ふたりがすごい勢いでポーズをとりながら互いの写真を大量に撮りあっていて、ああこれがミレニアル世代ていうんだわ、てこわごわみてた。
入口抜けてすぐ、かんかん照りで日差しを避けたかったので、メインのステージの反対側のPavilionていうテントに逃れる。
Angel Olsen 16:20〜
ギター2台、彼女を含むと3台のGとKey2で、思っていたよりも分厚いダークな音を吹きっさらしにしていて、気持ちよい。
客あしらいも堂々、歌は曲によってちょっと不安になるところもあったけど、バックヴォーカルの人とうまくカバーしあってて、全体としては腰の据わったかっこよさ(おらおら)と力強さがあって、そういう、いいから好きに楽しんでってな、なかんじに触れるとああフェスに来たんだわ、の気分にきれいにはまるのだった。
Cloud Nothings 17:40〜
昨年James Murphy & Soulwaxのチームがばりばりのディスコを作った小屋が、今回は同サイズのライブスペースになってて、そこで見た。 入口出口が閉じてて暗くて、空調も効いているので暑さと眩しさから逃れたいひと(今回は晩のメインまではできるだけ消耗したくない)にはうってつけで、隅っこで寝っ転がって聴いてた。
2014年の新木場で見たときは3人だったが今は4人で、ギターのがしゃがしゃと垂直に落ちるドラムスのばりばりどかどかがひたすら爽快に鳴って、勢いは後半にぐいぐい上がっていって、ステージ前の暴れっぷりがすごそうなのは寝っ転がっていてもわかった。(←おきろ)
バックでB級映画ぽい映像をえんえん流していたのだが、あれ、なんだったのかしら。気になる。
途中でメインステージで始まるGlass Animalsとかいうのの方に結構な数ぞろぞろ移動して行っちゃったのだが、ねえねえ、あんなお子さまみたいなふわふわのへなちょこ、どこがいいの?
A Tribe Called Quest 19:30〜
メインの、NINの前のなので、ご飯を買いに並んで、そのあとで後ろのほうで座ったり転がったりしながら聴いた。(← 立ちあがれ)
ATCQはドキュメンタリーの"Beats, Rhymes & Life: The Travels of a Tribe Called Quest"(2011) も見てるし、新しいのは聴いていないけどCDも何枚か聴いてるし、ちょっとだけ楽しみだった。
スクリーンには昨年亡くなられたPhife Dawgの姿が何度か映し出されて、彼は真ん中くらいにゲストで「参加」したりもして、追悼モードもあるかと思ったが全体としては地元バンドだし、最後になるという声も聞こえたので夕暮れ時の盛りあがり大パーティになっていた。
"Steve Biko (Stir It Up)"とか"Buggin' Out"とか、 ラストの" We the People.... "の大連呼とか、ううう気持ちいい夏休みー、だった。
次のSpider-Man sequelのテーマはATCQでいきたいねえ。
ご飯はスイカのジュース(関係ないけど、ロンドンのスイカのジュースはおいしいの)と、Roberta'sのPizza(昨年も食べた)とアイスクリームと、それくらい。ロンドンでもそうだったが、だんだんに並ぶのが面倒になってきていて、よくないかも、て反省した。
物販はNINのお店が特別にあったのだが3日目の午後遅くにいっても、アナログふたつしか残ってないし、TシャツはXLしかないし、ほぼすっからかんだった。 あと、RoughTrade NYCがお店を出していたのでわーい、て突撃したが、こっちもスカスカだった。
終わったあとの帰りもフェリーで、マンハッタンに着いてからはバスがなかなか来ないので地下鉄の駅まで歩いた。(ここも昨年とおなじ)
全体としては半分以上草の上にごろごろ寝転がってばかりの、ものすごく楽で適当なフェスで、こんなんでいいのよね、だった。
来年も来れますようにー。
8.07.2017
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