14日、日曜日のお昼、BFIのIMAXで見ました。
前に書いたかもしれないが、わたしは”Alien” (1979)の公開時、胸を食い破ってエイリアンが出てくるとか聞いて、おっかなくて見にいけなかったひとで、それよりも更におっかなくて数も倍、とか言われた"Aliens" (1986)もじゅうぶん大人だったのに見れるわけなくて、だいぶ後になってTVで見て、こんなの劇場でみたらしんじゃう、て思った。
これのひとつ前の"Prometheus" (2012)は見た。 でも怖かったのかその内容を余り憶えてなくて、そこが残念だった。
見直してから行ったほうがいいかも。
コロニー船のCovenant号が移住用の人とか胎児とかをわんさか積んで、AIロボのWalter (Michael Fassbender)が面倒をみつつ目的の星に向かって航行していると、電気系の事故かなんかで船長のJames Francoが冬眠カプセルのなかであっというまに丸焼きにされちゃって、そしたらターゲットとは全く異なる別の星からコンタクトが来て、新しい船長(Billy Crudup ..)はざっと行ってみよう、って反対意見を押し切って探査に降りてみることにして、降りてみたらやっぱり...
そこにはWalterと同じ顔した初代AIのDivid (Michael Fassbender)がいて、Davidはそこでなにをやっていたのか、Covenantの乗組員になにをしようというのか。
冒頭で、Davidが動き始めたときのパパ - 作ったひと - との対話のなかで、死ぬことを運命づけられた人間とそれを考える必要がない我々とでは理想とするもの、それに向かう考え方も異なりますよね… パパ「…」みたいなシーンがあるのだが、この辺が出発点なのだろう。
(一点、ここで議論になりそうなところがあるとしたら、なぜDavidはそう言いながら絵や音楽を愛することができるのか、いらないでしょあなた? じゃないのか)
びしゃぐしゃ血まみれのシーンはこれまで通り。背骨の関節のとこに小さい穴が開いてぴきーって出てくるやつとか。
それにしてもさー、空気あるからってなんでヘルメットしないで未知の星の探索に出るのかしら。 しかもタバコなんか吸うかしら。
とか、あのカニみたいなやつって、なんでいつも顔のまんなかにぴったりヒットするのかしら、とか、あれってひっつくとやっぱりカニ系の匂いがするのかしら、とか。
あいつらの糸をひく粘液の元の水分てどこからくるの? 元の人間がそんなにジューシーには見えないんだけど、とか。 突っこもうと思えばいろいろ。
あと、怪物と最終的に対峙するのがいつも女性である、というのと、Davidは「母」を作ろうとしている、ていうのと、Covenantの操作を統括するAIが”Mother”と呼ばれている、とか、AIと人間、文明と永遠、みたいな壮大なテーマに向かうかに見えて実は父性と母性の衝突みたいな原始的なシンプルなところに落ちていくのではないか、とか。 シリーズはまだ当分続きそうなので見守りたい。こわいのでとっとと終わってほしいのだが。
あと、James Francoはまだわかるけど、Danny McBrideを乗組員になんかしちゃだめよね。
“This Is the End” (2013)でいちばん腹黒かったやつなんだから。
それにしても、Chris Cornell … 耳にしてまさか、嘘であってほしい、と強く思ったのに。
あの声をもう聞くことができないなんて。 どうか安らかに..
明日の朝4時半くらいに起きてリスボンに行ってきます。こんどのは1泊のお休み。
4月に飛行機取ったときにはこの頃こんなにばたばたになっているなんて思わなかったの。
現地のこと、なにを見るかとかこれから一から調べるの、かわいそうにー。
5.18.2017
登録:
コメントの投稿 (Atom)
0 件のコメント:
コメントを投稿
注: コメントを投稿できるのは、このブログのメンバーだけです。