9.29.2015

[log] LAそのた2 - August 2015

夏休みのLAで食べたものとか。 でもだいたい昨年とおなじようなー。

29日の昼間に着いてまず向かったのはGrand Central Marketで、それはもちろんEggslutのため。
相変わらずの行列で、相変わらずおいしいったら。 日本のTVでも作り方含めて紹介されているのを見たけど、ぜったいあれちがうと思った。
Marketのなかも1年間でお店がいろいろ変わっていた。 怪しげな油で小魚を揚げていたお店はなくなって、とってもベンチャーぽいお店がちらほら。べつにいいけど。 もうじきラーメン店も出来るらしい。

その晩は、”American Ultra”を見た後、たまたま予約が取れたので歩いてAlmaにいった。

www.alma-la.com

もうたぶん死語になっている”farm-to-table”のお店で、でもそんな洒落た高飛車なかんじはしなくて、お皿のポーションは小さくて日本みたいで、印象だとBlue Hill にちょっと似ているけど、あれよかカジュアル、でも相当きっちり作りこんであっておいしい。時間があったらTasting Menuにしたんだけどなー(3時間かかるって言われた)。 ウニの乗っかったEnglish Muffinとか低温調理した鱒とか、Jidori Chickenとか、でも”Jidori”ってFree-Range Chickenのことじゃないの? “Wagyu”みたいなブランドになるの? とか。

終って外にでると、通りの反対側にはAce Hotelがあって次はここに泊まろうと思って、だらだらBroadwayを歩いて戻ったのだが、途中で通りがまるごと閉鎖されでっかいやぐらが組まれていてお祭りでもやるのかなあ、と思っていたら翌日の晩、MTVのVMAでPharrell Williamsが歌って踊っているのがまさにここだった。 それにしてもVMA、知ってるひとがほぼぜんぜんなかったのがショックでねえ。

ふつか目の日曜日の昼、Hollywood Farmers' Marketに行こうと思ったが着いたらもう閉まる直前くらいで、マーケットの横のUmami Burgerで食べた。 わるくはないけどなー。ちょっと濃いかなあー。 この晩はライブだったので、終ってから薄暗いホテルのダイニングでフライドチキンとか。

みっかめの午前は、昨年も行ったThe Pie Holeのほう(Art District)にバスで向かって、Shepherd's Pie といちごのパイを食べた。 やっぱしすんごく、驚異的においしい。 こことかFour & Twenty Blackbirdsのパイとかを食べると、パイを発明したひとってほんっとに天才だと思う。 ラーメンとかカレーにはぜんぜん魅力を感じないが、こういうのの化学反応(て言ってよいのか)の凄さにはびっくりする。

これの通りの向かい側にあるホットドッグ屋(かなあ) - Wurstküche - が気になっていてお腹はパイで既にじゅうぶん苦しかったのについ食べてしまった。

http://www.wurstkuche.com

ソーセージがお肉屋のカウンターみたいなとこに10種類くらい並んでいて、1本とトッピング選ぶと挟んで作ってくれてテーブルまで運んでくれる。パンはややしっかりめ。 テーブルにはケチャップとかマスタードとかソースが5種類置いてあって、こんなの外しようがないのはわかっているけど、やっぱりおいしい。

この近所に仕事場があったら、毎日パイとホットドッグかわりばんこでランチできるよねえ。

で、ここから延々バスにのってThe Groveていうモールに行って買い物とかして、そこのFarmer’s MarketでBob's Coffee & Doughnutsていうとこのドーナツたべた。ドーナツはドーナツだし、これもほら、外れないよね。

晩は結構くたくたになっていたのでホテルの近所のメキシカンに行った。

http://www.bstaqueria.com

店内は薄暗くてかっこいいんだかかっこわるいんだかよくわかんなくて、でも侮れないのだった。
NYのメキシカンは割とちゃらちゃらコロナビールみたいなのだが、ここはなんか変にどっしり力強くてテキーラしてて、Carne Asadaとか、複雑な風味でほうほう、て感心することしきりだった。デザートのChurrosも、こんなおいしいの食べたことないくらいで、びっくりした。

よっかめの昼も昨年に行ったとこ - Bottega Louie で、ディスプレイも含めてきれいでなんか落ちつくのだった。値段がちょっと高いとこだけなー。

天文台の後、夕方くらい、山だか丘だかを降りたところでバスに乗ってずーっと行ったところのフレンチに行った。Bon Appétit誌の”America's Best New Restaurants 2015”に乗っていたところ。

Petit Trois  (サイトがなんでか開かないや)

モールというほどでっかくない、駐車場のまんなかにいろんなお店が固まっている商店街の間に挟まっているお店(隣はとってもチープなふうのドーナツ屋)で、予約は取らないから早めの6時過ぎに行ったのだが、すでにほぼいっぱいだった。テーブルはひとつもなくて、キッチンに面したカウンターと壁に面したカウンターがあるだけ。 ドアを開けた瞬間、威勢がいい、というわけではないのに店の勢いが吹いてきて、あーここはよいかも、と確信する。

米国ではあんま見ないエスカルゴ - 狂おしいくらいおいしい - とか、ラーメンどんぶり(ふうの器)で出てくるブイヤベースとか、お店のかんじに全然マッチしない威風堂々としたナポレオンパイとか、怒涛の、びっくりのフレンチどまんなかのお皿ばかりだった。

あとはバゲットが異様においしいのでおかわりして、後でBon Appétit誌みたら、独学でパン焼きを勉強したColleen DeLee さんという方が自分ちで焼いてるやつだという。 

食べ終わって店の外に出たらなかなかの行列が出来てて、すごいねえこんなところなのに、と改めて思った。
今度きたときには、バーガーと舌平目(時価)を試したい。

お腹いっぱいだったのでだらだら歩いて北上していったらSunset Blvdにぶつかって、更にそのまま右にずーっと歩いていったらAmoebaのにたどり着いた。 ロスの市街、広いのか狭いのかの感覚がまだちょっとわからない。 もう一回くらい行くと馴染んでくるのかも。

まだなんかあったきがする。

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