16日の夕方、雨風ぼうぼうのなか、Times SquareのAMCで見ました。
天候もあって体調さいあくのぼろぼろで”Queen Margot” director’s cut (159min)とか、見る元気もなくて、こういう軽いのにした。 じゃあ見なきゃいいじゃん、なのだが、だって最後の日なんだも。
Carly (Cameron Diaz)はNYの法律事務所で働くばりばりで、つきあって一年になるMark(Nikolaj Coster-Waldau Mark)とはいいかんじなので、そろそろ結婚かもとか思っていたある日、おふざけで彼の家に行ってみたら妻だという女が出てきたのでお互いにびっくりしてがっかりする。
その妻Kate(Leslie Mann)は、翌日からCarlyを追いまわすようになり、すべてを忘れてしまいたいCarlyは相手にしたくないのだが、あまりにKateがぐだぐだ涙と涎を垂らして寄ってくるのに付きあっているうち、Loser同士でなんとなく仲良くなってしまう。
そのうちMarkの挙動から第3の女がいるらしいことをつきとめて、ビーチで張り込んでいると、そこにいたのはぶんぶんのAmber(Kate Upton)で、ふたりはあんぐりで、そのうち結束を固めた3人はMarkに復讐する、そういうコメディなの。
浜辺でAmberを見つけたとき、目をひん剥いて声にならない叫びをあげて彼女を追いかけていくCarly、それをあたふた追うKate、そのあたりがめちゃくちゃおかしい。 もっとアクのつよいKristen WiigとかMelissa McCarthyあたりを置いてギャグ炸裂にすることもできたのかもしれないが、監督のNick Cassavetesはお行儀よくて、それでもCameron DiazとLeslie Mannの弾けたいのに一歩踏み切れないおんな二匹から滲みでてくるなにかがとんでもなくおかしい。
Markへの復讐も痛くて楽しいのだが、ポイントはそこよりは女 - 裏切られ者の烙印を押されてどこか壊れてしまったOther Woman同士の結託とか友情とかそっちのほうで、でも間違っても癒されたり元気をもらったりするような類のもんではないの。
ふつーに、やっぱしCameron Diazてすごいよねえ、とかLeslie Mannてなんであんなにおかしいの、とか。ちなみにふたりとも72年生まれ、Kate Uptonは92年生まれ…
あと、Carlyの秘書娘がNicki Minajで、はじめはこんな秘書いるかよ、と思うのだが、だんだんありかも、になっていくのがすごい。
5.22.2014
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