10.04.2011

[music] Laura Marling - Sept.28

水曜日はお仕事のほうの宴会で、ライブは無理と思われたのだが、スポーツバーでJero-Shotていうアルコールを練りこんだゼリーをみんなわんこそばみたいにかきこみはじめて、ぐだぐだになりそうな気がしたのでそーっと抜けてWebster Hallにむかった。 もちろん当日券。

着いたのは8:55でライブ本篇は9:00開始だった。 

Laura Marlingのライブは昨年、Brooklynで見てて、それがとってもよかったの。
こないだリリースされた新譜の、とぐろを巻くアコースティックがすごく気持ちよくて好きなかんじで、ライブは絶対みたかった。 UKでは地下鉄の駅構内に新譜のポスターがいっぱい貼ってあった。

この日はUSツアーの最終日。 バンドは、G+Key、チェロ、弦&管、ダブルベース、ドラムス、の5名が彼女を囲む構成。 新譜にもあったようなきめ細かな波打ち際の寄せては返し、が基本で、たまに大きな波とかうねりがさーっと全てをさらっていく。 
強引ではないが、気がつくと取り囲んでいてじっくりと聴くことを強いる、そういう磁場を持ったアンサンブルでした。

しかし、あんましこういうこと書きたくはないのだが、ほんとにきれいなお嬢さんだよねえ。
この容姿だったら、他にいくらでもどうとでもできるだろうに、DustだのDevilだの、そういうことばかりを詞と音に乗っけることに集中している。

前作から比べると新譜はもこもこしてよりダークになった。 でもかっこいいよねえ。

新譜も旧譜も織りまぜて、終盤にソロで3曲くらい、バンドが戻って4~5曲、アンコールなし、全部で1.5時間、というのは前回と同じ構成だが、揺るぎない堂々としたものでした。

おしゃべりで面白かったのは、歌詞なんていいかげんなもんなのよ、”Salinas”は、行ったこともないカリフォルニアの町のことだし、"My husband left me last night"とか歌ってるけど、夫なんてもちろんいないしね、とか。 でも、そういうふうにこの人は自分の音楽を作ろうとしているの。
  
日本にも来ないものかねえ。 むりかあー。

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