同じく日曜日、シネマヴェーラの後で、新宿に行ってみました。
うん、悪くないよね、で終ったちゃったかも。
ほんとに悪くないんだけどね、でも泣いちゃうほどじゃないよね。
だってぜんぶ人間がわるいんだし。自業自得だし。
身内愛を切なくなるくらい煮詰めて貫いた結果として、人類そのものを滅亡の危機にさらしてしまう、そのアイロニーも含めて、なにもかも的確で(過激ではない)、そうそう、それそれ、としか言いようがない。
人類なんかいなくなっちゃえ派としてずうっとやってきた我々(てだれ?)としては、シーザー君には座り目と食いしばり歯で、なにがなんでもがんばってもらうしかない。
ひとつ気になったのは、これは猿立ちの(Rise of …)、思春期を描いた映画なのでしょうがないのかもしれないが、女の子とかエロとかジェンダー的ななにかが決定的に欠けている。
あのいきりたった猿共に、人類は警官隊ではなくて♀猿さんたちいっぱいぶつけるべきだったのよ。
"Sex & Drugs & Rock & Roll" (2010)でIan Duryを演じて少し人間に戻れた気がしたAndy Serkisが再び猿に戻ってしまったという、でも、実質的には進化してるのかも。 パンク猿として。
喋るとこまで行ったのだから、続編ではバンドを結成して歌いはじめるんだとおもう。
で、続編では飛行機がいきなり自由の女神に突っこんじゃうのだろうか。
それか、舞台はNYに移って、"Limitless"で脳細胞全開薬を服用しているぎんぎんのBradley Cooperと対決するの。
どっちの薬がいいのかなあ。 Virusでやられちゃうのと副作用がひどいのと。
こんなふうに、どうでもいいことばかり浮かんでしまうのだった。
あ、馬 vs. 猿とかおもしろいとこはいっぱいあったので、次も見たいです。
10.30.2011
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