15日、日曜日の夕方にHyde Parkでみました。
夏のHyde Parkのライブシリーズはとっくに終わっているのだが、これはBBC Radio 2から2週間前くらいにアナウンスされて、チケットもそんな高くなかったので夏の終わりの盆踊り大会、というかんじで取ってみた。
のだが、前日に残暑厳しいパリをいちにち走り回っていたので全身ものすごくだるくて足も痛くて、でもオープンしたWilliam Blake展は見たいし(すごかったようー)、BFIでは『僕は戦争花嫁』を見たりしないといけなくて(なんとしても)、公園の入り口に着いたのは17:30くらい、そこからぐるううぅっと回って中に入れたのは18時過ぎだった。
あー、Simply RedとかBananaramaとか見たかったなー。
入ってみるとみんなシートとか椅子だして家族でピクニックして寛いでいて、ライブはStatus Quoが遠くでがんがんやっている。あーあ、40年前の自分にやがてあんたはロンドンで老人たちと一緒にStatus Quo(現状)とか見たりするんだよ、とか言ってやりたいもんだわ。 踊りたいけど体が思うように動かないのか、けっか太極拳みたいになってて、でも心から楽しそうに笑っている老人たちはともかく、Status Quoのバンドとしての音はまだじゅうぶんに活きていて悪くなかった。最後なんて”Rockin' All Over the World” だよ。
あと、夏の終わりの夕暮れとしてほんとに気持ちよくて、夕陽もきれいで、寝転がってそれを眺めているだけでよかったくらい。
続いてはWestlifeで、よく知らない - 要はそういう世界にいるのであろう方々で、20年ぶりの再結成だとかいってる。 あーあ、20年前の自分に..(以下略)。 Status Quoのファンより年齢層は下がって女性が増えて、Billy Joelの”Uptown Girl”を始めたときにみんな揃ってミュージカルみたいな踊りを始めたのがおもしろかった。
PSBが始まるまではDJさんがダンスクラシックとか”One More Time”を延々回してて、それ、まだ始まってないのにOne More Timeもないよね、だった。
PSBが出てきたのは周囲が十分暗くなった20時過ぎで、盆踊りとしかいいようがない楽しさ。彼らのライブを見るのは初めてで、最近のは追えていないけど音楽は後になんも残らない砂糖菓子 - 落雁とか - みたいなものとしていいな、って思ってきた。ライブも客の方ににじにじ寄ってくるわけでも高いところから見下ろすかんじでもない距離感で、前の方でしゃんしゃんくるくる回ってて、みんな猫になって一緒にまわされる。
途中から横で裸足になって踊っていた同年代と思われる女性3人組が突然、変てこ踊りコンテスト - 「これはどうだ?」「こっちのほうがすごいぞ!」「ちょっとまてこれを見ろ」 - とか始めたのでおかしくて集中できなくなる。昔みんなやってたよねえ?
ゲストとしてOlly AlxanderとBeverley Knightが出てきた(よくしらない)し、*Left to My Own Devices* あたりからカラフルなぶよぶよを纏った集団が現れて着ぐるみダンスを披露していたのだが、後ろのほうではちっとも注目されていないようで、ひと通り踊ったらシートとかを畳んで帰る人たちも沢山いた。
全部で1時間半やらなかったかも、そんなかるーい聴いて踊って、がなんかよいな、って。
翌日は会社だしね。
9.19.2019
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