4.04.2019

[log] April 4 2019

新しい元号が発表されて改めてほんっとあんなのどうでもいいし今のだって最後まで今が何年か覚えられなかったしあんなもんのために注がれるエネルギーとかリソースの無駄なこともったいないこと、しかもそういうことにメディアを中心になんの疑念も議論が巻き起こらないことの気持ち悪さときたらすごいなにっぽん。 で、当面は新しい元号をどこまでタイプしないでやって行けるかみてみたい。
一体感? この世でいちばんきらいな食べものだわ。

というわけで今日の夕方(あと4時間ご?)から13日まで日本に一時帰国、というので帰国します。 駐在して2年すると貰える会社のやつで扱いとしては休暇になるので実家とかお墓まいりとか、会社にも顔を出そうね、とあるので顔は出して、とそんなふうに言われるがままに予定を埋めていくとなんとなくまだら模様に埋まってしまったので憮然としている。 できれば台湾とか行きたかったのにさ。

新学期、新年度、新元号でお花見はあるし、でも花粉もあるし、酒とか粉だらけでみんなが上向いて浮かれて酔っ払っているそんな時期になんで? はあるのだがそっちの方がまだまし、かもだし、ロンドンはロンドンでいろいろ抜けられないのとかあるのよね。 13日はRSDだしさ。

ほんとうは、余りに適当に簡単にすたこら向こうに行ってしまったこの2年間をきちんと振り返って反省して、もうちょっとなんとか、とかやりたいところなのだがまあいいか、ってそういう態度が次の適当な2年(いられればな)を準備してしまうのだいいかげんわかっとけ、ってずっとぐるぐるしているのがここ数日の、というかここ数年ので。 これって死んだらわかるのか。むりよね。

などとかっこつけたことを書いていても、2日の晩、Le Bucherettesを見たあと、滑りこんできた電車に乗ろうとHackney Central駅の渡り橋の階段を駆け降りたら着地に失敗して派手にすっ転んで、その瞬間、Captain Marvelの転んで何度も立ちあがるシーンが脳裏に浮かんだので、そいつを維持しつつなんとか這うように電車には乗りこんだものの、額からの出血が止まらなくなり、呆れた乗客のひとがウェットティッシュくれてそれでなんとか血を止めて、次の乗り換え駅の駅員室で消毒して布みたいのを貼ってもらい、へろへろになって帰宅して、翌朝一応病院行って絆創膏した(縫わなくてすんだ模様)、というしょうもない状態なの。

生え際に近いとこ2箇所を切っていた - なにでどうやって切ったのか不明 - ので髪をじょりじょり切られて剃られて(生えてくるからさー、だって)、そこになんか間抜けっぽいサイズの絆創膏がべったり。 せっかくの帰郷を前に罰ゲームをくらった不良みたいなひどい外見になってしまった。  会うみんな、笑ってもいいけど暖かく迎えてくださいね。

それにしても、ああいうことがあった時って、ロンドンのひとはとてもやさしいの。
一生懸命スマホでなんか調べて、15分押さえていれば血は止まるってネットには書いてあるから、って教えてくれたお姉さんとか、無言で駅のFirst Aidのひとを呼んでくれたLe Bucherettesのライブにいたお兄さん – LP抱えてたから – とか、ああいうひとになりたいな。

まだらではあるが時間はありそうなので、映画や美術館はいろいろ行きたい。
映画は『ワイルドツアー』とか、上野はいまなんかやってるかしら?

ではまた。

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