4.23.2019

[log] Tokyoそのた (2)

行き帰りの飛行機で見た映画とか、そのたいろいろ。
飛行機でやっている洋画はほとんど見ていて、見ていなかったのはこの2本くらいだった。

Creed II (2018)

日本に向かう飛行機でみました。
前作からの続きでAdonis Creed (Michael B. Jordan)は世界チャンピオンになって、かつて父をリング上で殺したIvan Drago (Dolph Lundgren)の息子Viktorの挑戦を受けて、向こうの反則でタイトルこそ奪われなかったもののぼこぼこの半殺しにされて、トレーナーとしてRocky (Sylvester Stallone) を呼んで再挑戦する、というお話し。 そこにBianca (Tessa Thompson)との結婚とかふたりの子供が生まれるとかが絡んで、人生なにごとも挑戦じゃな、っていうの。 何番まであるのだか忘れたが昔のRockyのシリーズは人を殺してしまうほどの殴り合いが怖くて見ていなかったことを思いだし、それでもいまだにCreedはなんのために戦うのか、とかえんえん悩んでて、ナイーブなのかバカなのかぼこぼこにされないとわかんないのか、ってことで、大変よねー(ひとごと)って。

あとは”A Star is Born” (2018)で、ふたりが出会って最初に”Shallow”歌うとこまで、とか(その先は辛くなるばかりなので見ない)。

The Wife (2017)

英国に戻る飛行機でみました。
92年、コネティカットに暮らすJoan (Glenn Close)とJoseph (Jonathan Pryce)の夫婦はストックホルムからおめでとうございますノーベル文学賞さしあげます! ていう電話を受けて喜んで授賞式に向かう。そこについてきた伝記作家のNathanial (Christian Slater)は、かねてより抱いていた疑念をJoanにぶつけてみると酒が入っていたJoanは動揺して … ていうのと50年代、文学の教授とその生徒として知り合ったJosephとJoanのエピソードをさし挟みつつ、人生を振り返ってすべてに感謝する授賞式の日によりによって(そういうもんよね。哀れなJoseph..)。 もう少しだけJoan のキャラクターがきちんと彫られていれば、だったかも。 “Colette”もこれも、長い時間をかけて自分(の作品)を取り戻す女性作家のおはなしで、そういうと、でもきっかけを作ったのは男性だし、とか言うバカは幼稚な成りあがりボクシング映画でも見てればいいのよ。

あとは”Mary Poppins Returns”の最初の方とか、”Crazy Rich Asians”の最後の方とか。”Crazy Rich Asians”って、 Johnnie Toとかに抗争活劇として撮らせてもおもしろくなったかも。その要素はふんだんにあるし。

本は時間がないので大規模書店の近くに行く都度寄っては走り回って拾うように買う、を繰り返していたのだが、大規模でも本屋によってはあったりなかったりがあってめんどうだった。
ラスキンの『ヴェネツィアの石』なんて、ないとこにはちっともないし、『食べたくなる本』が料理雑誌のとこにあったりとか。新宿紀伊國屋の文庫のコーナーに置いてあるがちゃがちゃうるさい宣伝の、まだやっていたので叩き落としたくなった。

こんなふうに時間がないひとは事前にAmazonで注文してすぐに受け取れるようにしておくらしいのだが、だって本て紙とか匂いとかインクとか見て触って確かめるよね(← ぜったいだめなひと)。

レコード屋は新宿のDisk Unionの一階のカフェになっているところでお茶をして、近辺にも連れていってもらってうれしかったのだが、買わなかった。後日に新宿のTower Vinylにも行って、でもレコ屋があんなオフィスみたいに眺めのよいとこにあってはいけない気がして、買わなかった。

で、13日のRecord Store Dayは、この買わないモードのままでなんとかなるかと思ったのに、むりだった。
ElasticaのBBC Sessions、いいねえ。

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