順番は前後してしまうが、書きやすいのから書いていくことにする。
このチケットだけは渡米前に買って行きました。
北米Reunionツアーの最終日、元の最終は1/30で、追加が出たのでこの日になった、と。
前座のCymbals Eat Guitarsの最後3曲くらいに会場に入った。
Key入りの4人組ギターバンドで、ちょっとくにゃくにゃしているかんじがあったが、それは多分あたまが既に本編のほうを向いていたから。
Quicksand, 登場したのは9時20分くらいだったか。
しょっぱなは当然のように"Omission"で、ベースが鳴りだしたとたんに客席はうねり始めて、歌いはじめて、大騒ぎ。
中盤の↓のとこなんて、自分のまわりは全員当然のように合唱していた。
Framework falling down on the downside
Built on a weak spot
Facts hiding in your mind
Waiting 'til the bomb drops (→ 絶叫)
しかしこれが90年代バンドの音か、というか、これこそが90年代の、Post-Hardcoreの音、なのである、と。
ごりごりに硬い、こびりついた錆を削るヤスリの、流砂の音。 ものすごく気持ちよい。
つるっぱげのギターも、丸太のようなベースも全開で一直線で、これっぽっちもブランクを感じさせない。
Walter Schreifelsさんだけ、歌もやらなきゃいけないので慌ただしくて、ひょろひょろよれよれ流砂に足を取られるかんじだったが、バンドの音としては申し分なく、Quicksandにイメージしていた音そのもの。
それにしても、こんなにも弾けるように瑞々しく鳴るものか? と、そればかり思っていた。
このままパーマネントに活動再開してなにが問題になるだろう?
ピークは真ん中あたり、"Slip"から"Thorn in My Side"そいで"Dine Alone" に行くあたり。
それから、カバーの"How Soon Is Now? "も見事に。 (間奏のとこでベースのひとは"Puertorican Morrissey - Sergio Vega! - -" て紹介されてた)
比率としては"Slip"からの曲のほうが多かったかも。 盛りあがりも断然。
アンコールは1回で3曲。 客出しは、"The Kids Are Alright"、でした。
唯一残念だったのは、思わせぶりっぽくステージに上がって嬉々としてダイブを繰り返す体型の弛んだ中年共で、こいつらだけは地面に頭突っこんでそのまま起きあがってくんなバカ、とマジで思った。
お土産に"Slip"のアナログ買った。 もう一回ちゃんと聴かねば、としみじみ思ってしまったの。
2.05.2013
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