2.14.2013

[log] New York そのた - Jan.2013

2/2(土)の帰り便では、3本見ました。

Seven Psychopaths (2012)
Colin Farrellが売れない書けない映画の脚本家で、友達のSam Rockwellにサイコパスの映画を書いてみたらどうか、て言われてて、それとSam Rockwellの仕事仲間がChristopher Walkenでペットの犬泥棒をやってて、ギャングのボス(Woody Harrelson)の愛犬のシーズーを盗んじゃったもんだから騒動に巻き込まれて、フィクションと現実がだんだらになっていくの。

いかにも英国の、映画秘宝(買ったことない)好きっぽい小汚い男子が得意満面で書きあげたような血なまぐさいやくざ活劇で、キャスティングはよいのだからもうちょっと丁寧に作ればよいのに、とか思った。

白うさぎを抱いたサイコパスのTom Waitsはすてきだけど、ちょっと狙いすぎだし。

Here Comes the Boom (2012)
気分はいいかげん寝れば、だったのだが、Happy Madison Proのやつだったのでしょうがないか、と見る。

Kevin Jamesが中学のダメ教師で、学校の財政難で切り捨てられそうなオーケストラ部のために金稼ぎをしよう、と素人格闘技大会みたいのに出始めて、ひょんなことからばりばりのトレーナーもついて、やがてMGM Grandでのなんとかっていう格闘技団体の試合に出るとこまでいくの。 元々レスリングの選手だった、という設定ではあるものの、ちょっと荒唐無稽すぎるかも。
かんじとしては、"Dodgeball: A True Underdog Story" (2004)に近いのだが、あれよかめちゃくちゃ。
ただ、ぶよぶよ撥ねまくりどんなに打たれてもまったくへこまない萎まないKevin Jamesの身体は、なかなかすごいかも、とおもった。
これと香港行きの便で見た"Hitch"のダンスシーンをあわせてみると。

Taken2
1のほうは見ていないのだが、目が覚めてしまったのでつい。
1で、娘がさらわれて、その奪還の際にやっつけてしまった悪党共の親が復讐に燃えて襲いかかってきて、今度は(元)妻を誘拐するけど、 Liam Neesonが強すぎてするするとやられてしまう。 
イスタンブールの街中で、自分と娘の居場所を確認するためだけに手榴弾を投げまくるのはいかがなものかと。

Taken3は、たぶん、娘のボーイフレンドのジェイミーが誘拐されて、でも放置しておくの。 "Not Taken"

本関係は:

New York Film Festivalの50周年を記念した大型本、今回、これだけは入手したくてあちこち探したのだがなかなかなくて、St.Marksでやっと手にいれた。 まだ包装もやぶっていない。 たのしみ。

http://www.filmlinc.com/nyff2012/pages/new-york-film-festival-gold

Elliot Bay Book Companyが泣ける、て紹介していたきつねさんの絵本;
http://www.elliottbaybook.com/book/9781592701247

これ、ふつうに楽しい、大型本と小型本があって、小型のほうを。
http://parisvsnyc.blogspot.jp/

あとはいろんな雑誌。これとか。
http://dinerjournal.com/

レコード
今回はあんましなくて、店猫に挨拶しておわったかんじ。
John Barrymoreが朗読するシェイクスピア、ていうレコードとか買った($5)。

もう一軒の猫本屋 - Spoonbill & SugartownSpoonvillにも行ってみたが、店内でインディープリントの可能性、みたいなシンポジウムをやってて、ぼーっと聞いていたらなかなかおもしろい内容だったのだが、猫は出てきてくれなかったの。残念。

食べもの関係は、日曜日の夕方、元気で寒くなかったらBrooklynに渡ってBattersbyに5度目の挑戦をしたかったのだが、寒さでめげて、Manhattanの近場のにした。 Il Buco Alimentari e Vineriaていうイタリアン(こないだのフィガロにも載ってた)。
Il Bucoの元のお店は90年代からあって、インテリアがぼろい農家の小屋みたいで、割とふつーのイタリアンだったのだが、こっちは見事に最近のやつだった。 メインでたのんだスペアリブはばかでかい骨付き肉の塊に黒胡椒粒が衣としてびっちりまぶしてあって、イメージとあまりに違っていたので、少しびっくりした。

Shake Shack(ハンバーガーとミルクシェイクの店)がチョコバーを売り出していた。Mast Brothers謹製。 $17とちょっと高め。

金曜日のGrand Centralの100周年記念式典は、なかなかすごくて、9:30頃に寄っていったら既に封鎖されててホールの中には入れなかった。この日だけ、駅構内のいろんなお店がセールとかやってて、チャオベラのアイスクリームがスクープ10¢とか靴磨きが10¢とか、どっかのスカーフが$2とか、いろいろあったのだが、人がぐしゃぐしゃすぎて並ぶ気にはまったくなれず。

それにしても、今回は1910年代のあれこれにあちこちで当たっていたかんじ。

ローカルTV局のNY1では、式典の中継とEd Kochの訃報をずーっとやっていたのだが、途中でGrand Centralを舞台にした映画のクリップをつないで流していた。 
ものすごくいっぱいあるよね。最近だと"Friends with Benefits" (2011)とか。
自分がよく憶えているのだと、"Carlito's Way" (1993) - エスカレーターを夜間ずっとOccupyされてた - と"Arthur" (2011)くらい、かなあ。

Zooey DeschanelさんがパンテーンのシャンプーのCMにでてた...

今年のValentine Day, BAMは「ローマの休日」かあ。
割とふつうだなあー

まだなんかあるか。

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