ここから、18日以降の英国でのおはなしに。
到着した日曜の晩はお食事して寝て終わってしまい、18日の月曜日も仕事で(初日だし当然)ぜんぜん動けないかんじだったのだが、その昼間に、Geoff Travis先生が今晩これのライブがロンドンであるからみんな来てね! 絶対楽しいよ!みたいなTweetしてて、先生とJohn Peel師の言うことは正しいと思いこんでいるのでうずうずしていてもたってもいられなくなり、9時過ぎにホテルに戻ってランドセルを放り投げ、小屋のアドレスをメモして外に飛びだし、taxiのひとにここに行ってくらさい、とお願いしたらものすごい勢いで走り出してよくわからない小路の奥で降ろされる。
Sebright Arms ていうその小屋(バスで30分くらいかければ行けそうだったが、どの辺にあるのかは今でもわからず)は、パブの横とか地下におまけでライブスペースがくっついている系のやつで、雰囲気はとってもよくて、思い浮かべたのはMercury Loungeあたりの。
チケット(なんてもちろんない、木戸銭)は£6。 着いたのは9時半くらいで、前座なしに9:40くらいから始まる。
メンバーはB,D,G,Kの4ピースで、2曲くらいでフィドルが入って、メインのボーカルはGのひとだが全員がそれぞれ見事に歌えて、うまくて、特にG & Voの彼は、ひょろひょろしている割りにギターのにぎりこぶしが自在で、足に地のついたカントリー寄りのロック、コーラスが段々で入って、ドラムスと共にせーのでブレークするところとか、見事だった。
英国のバンドってこういうのやると端正でうまいし、さすがだなーとほれぼれみていたのだが、あとで調べたらケンタッキー、ルイヴィルのバンドで、この晩のライブがUKのデビューライブだったのだと。 失礼しましたー
途中の"I shall be released"のカバーでは、全員が楽器をスイッチして(GがD、DがG、KがB、BがK)、ヴァースをひとりひとりがかわりばんこに歌って、ぜんぜんびくともしない。 あんなみごとなカバーを聴いたのはTom Robinson Band以来だと思いました。
アンコール1回、1時間きっかりくらいでしたが、すばらしかった。 こういうバンドの先を読むのはぜんぜんだめなのだが、Rough Tradeが推しているし(でもRough Trade Eastに行ってもレコードなかった...)、行くところまで行ってほしいものだわ。
でっかい音でがんがん聴きたい、そう思わせてくれるバンド。 くせがなさすぎるので日本ではあたんないかもだけど。
2.25.2013
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