爆音ゴジラの後、家に戻って少し寝てから再び外に出て、なんとなく。
積極的な理由はあんましなくてね、Marvelでむかーしからあった企画、っていうのとこれからずるむけしてくるであろうAvengersモノに備えておくため、程度で。
監督がKenneth Branaghで、原作のコミックのファンだった、というのもあるらしいが、これはシェイクスピアじゃ! とか嬉々として演出したんだろうな、というのは簡単に想像できる。しかも3Dだし。ぜんぜん3Dじゃなくてもよかったと思うが。
内容も父と息子、兄弟の確執から裏切りと成長(したのか?)というシェイクスピア、て言えないこともないようなとこもあるし(でもそれ言い出したら…)、ギリシャ(or 北欧)神話みたいでもあるし(でもそれ言い出したら…)、だからね、ふつーに楽しめる、ほんとに可もなく不可もなくみたいなやつで、でも、こういうのに期待するのって過剰なのとか過激なのとか以外のなにものでもないから、なんかね。
"Iron Man2"のMickey Rourkeみたいなバカ悪役がほしかったなあ。
Sam RaimiとかMatthew Vaughnが監督していたらもうちょっとバカなほうに寄っていたかも。
だから気になるのはほんとどうでもいいとこばっかし、使いっ走りのAgent Coulsonの挙動とか、"Stark"ていう固有名とか。
Natalie Portmanさんは、たぶん、コミックものだったら楽勝ぽいし、ここでKenneth Branaghとコネ作っておけば文芸モノにも広がるし、程度だったのだろう、相当にどうでもいいかんじ。
天文系のギークだったら地球に落ちてきた男にあんなふうにべたべたできないよね、ふつう。
あと、Rene RussoさんがThorの母親だった。 そうかあー。
あと、エンディングで流れるFoo Fightersの"Walk"があまりに作品世界にはまっているので笑った。 ”I never wanna die”て連呼するとことか。尊大で豪快で傲慢で、いいひとみたいだけど、実は周囲のことあんま考えてないようなとことか。
(製作側もあまりにはまるっているから、ということで後から持ってきたらしい)
でも、そんなに暑苦しくなかったのはよかったかも。
神さまの世界もたいへんなんだねえ。
7.18.2011
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