20日の晩、あまりにつまんなかったのでUberで2mileくらい先にある映画館に行って、見ました。
22:45の回。 これ、シンガポールでもやっていた(米国より早い)のだが、時間がなくて。
映画館はAlamo Drafthouse Cinemaていうモールの中にあるシネコンみたいなとこなのだが、昔の映画のチラシとかポスターがトイレの中までいっぱい貼ってあって、座席の前はぜんぶカウンターテーブルで、メニューとオーダーシートがあって、30分前に来て食べ物頼んでね! と言ってる。 メニューも映画にちなんだ特別なの - 怪しげなカクテルとかはっぱ入りブラウニーとか - もあって、上映前にはFunnie or Dieとか流していて、携帯を切ろうね、も地元のコメディアン(? たぶん)とかがおもしろく言ってくれたりして、デジタル4Kで音もすんごくよくて、好きにならずにいられようか、な場所だった。 また来よう。来れるものなら。
映画は、冒頭から騎乗位でゲロで、おもしろくないわけないの。 だいすき。
前作で、Zac Efron率いるフラタニティ一派との死闘を繰りひろげたSeth Rogen一家は、ふたり目ができるので家を売ろうとして、とりあえず買い手は現れたのだが、30日間、仲介業者が家を預かって監視する期間があって、その間は家と家の周囲にはなにも起こってほしくないのだが、空いていた隣の家に今度はソロリティ(女子学生グループ)が借りて、日夜のどんちゃん騒ぎを始める。
Chloë Grace Moretz率いるこの連中は、お行儀よろしくみんなで仲良くやろう、の女子会みたいの(Selena Gomezがリーダー)がだいっきらいで、酒のんでハッパやって好き放題やってなにがわるいんだよ? をやりたくてたまんなくて、そこにDave Francoの同性婚によって住処を追われたZac Efronがメンターとして入って、前作とまったく同じ構図の死闘が繰り広げられる。 フラタニティは、あれはあれでおもしろかったけど、こんどの女子連中の無軌道ぶりも相当なもんで、校長(Lisa Kudrow)に文句いったり父親に説得してもらったりしても、らちがあかない。
やがて割とこまめに口を挟んでくるZac Efronがうざくなった女子達は彼も追い払ってしまい、けっか、彼はSeth Rogen一家とタッグを組むことになるのだが、それで事態が収拾するわけがなく燃え広がって、さあどうなる、お家は売れるのか、なの。
Seth Rogen一家がそもそもゆるゆるなので、正義対悪みたいな対立には決してならなくて、互いにバカの応酬をしてぐだぐだになっていくだけ、なノリはおんなじで、そこに帰ってきた筋肉バカZac Efronと、気持ちよくなりてえんだ何がわるいんだ? の理屈もくそもない(みんなで”The Fault in Our Stars”を見てひたすらびーびー泣きまくるとか)女子軍が絡んで、さらにどうしようもなくなって、でもおもしろいんだから、いい。
Seth Rogenの人間ミサイルみたいないつもの芸は今回も健在で、あれが見れるだけでよいの。
あと、Beanie Feldstein - Jona Hillの妹さんはすごいねえ。 Rebel Wilsonと組んでなんかやって。
前作ですらシネマカリテでちょっとしかやってくれなかったので、今回のも日本での上映はちっとも期待していない。 けど、ほんとにおもしろいんだからね。しんないからね。
5.21.2016
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