2.05.2016

[log] February 6 2016

帰りのシドニー空港まできました。
あたりまえだけど、あっという間すぎて、あとあとなんだったんだあれ、みたいに残されるであろうかわいそうな時間。

昨晩のご飯はシーフードではなくて、お肉だった。
Neil PerryさんていうQantas航空の機内食のデザインをやっている - と言われて名前を思いだしたのだが、Qantasはこれまで夜行便しか乗っていなくて、チーズ盛り合わせとアイスクリームくらいしか食べたことなかった - セレブシェフのお店で、1936年に建てられたアールデコ建築 - もとは証券取引所だか銀行だったかの建物で、Kobeの熟成肉もあったのだが、ふつうのDry Agedので36ヶ月と60ヶ月のがあって、60ヶ月のにした。
よく考えてみると、5年前のお肉、ってことだよね、て思って、3年前のと5年前のとだと、どれくらい違うのかしら、と少し思ったが、思っていたよりしっかりしっとりしていておいしかった。 5年も暗いとこ(たぶん)で焼かれるのを待つのって、どんなかんじだろうか。

ふだんお酒は飲めないことになっているのだが周りに日本人いなかったし、オーストラリアの地ワイン飲ませてあげる、というので少しだけ舐めてみた。 オーストラリアのインディー系のがすごいっていうのはよく聞くのだが、あまり試す機会ないし。 Clonakillaていう、キャンベラ産のシラーズ(シラーズっていうのはシラーのオージー読みね)で、一緒に行ったキャンベラのひとのおうちの近所のだという。

すごくどっしりしてて土っぽくてでも後にのこるブドウのかんじがしなやかで、いつまでも飲んでいられるかんじで、すごーい、て思って、あとで値札みてたいへんびっくりした(この年のは日本には入っていないみたい)。

デザートはPavlovaをたべろ、て言われたのでたべる。 パッションフルーツが振りかけてあるメレンゲケーキで、あっという間になくなっちゃったのであんま憶えていない。 そりゃおいしいでしょ、みたいなかんじ。

泊まっていたホテルの一階にCreperieがあって、食べたいなー、だったのだが時間あるわけないし。

帰り、ホテルまで歩いていく途中、金曜の晩でみんなわいわい、通りで涼んでいるのでも浮かれているのでもなく楽しそうにしていて、なんかいいなー、だった。
メルボルンもよいけど、こっちも坂とかいっぱいあって楽しいかも。
またこなくては。

ではまた。

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