3.21.2014

[film] The Hobbit: The Desolation of Smaug (2013) - 3D

14日の金曜日の晩、六本木でみました。
パート1見てない、原作も読んでない。("The Lord of the Rings"の映画はぜんぶみた)
「すまうぐ」がなにものなのかも知らない。そんなのでどこまでおもしろく見ることができるのか? 
あれだろ、指輪の取りっこ追っかけっこするやつだろ、とか。

ホビットの一行と魔法使いだか校長先生(これはちがう)だかが旅をしていて、半獣みたいなひとに会ったり大蜘蛛族に襲われたり弓矢のひとたちに囚われたり、毛のない凶暴な裸族とかに追われて、人間(善いのも悪いのもいる)にも囲われて、山奥の竜の棲む祠みたいとこで不思議の石ころを探してたら竜が目覚めて大騒ぎになるの。 こんなかんじ? の161分。

善いやつと悪いやつの見分けはすぐにつくし、探しているものは見つからないからみんなでわーわー探すのだし、よいこの知恵と力を合わせれば大抵のことはなんとかなる。 だからパート1見逃しててもだいじょうぶだよ。 おもしろかったです。

逃げるために樽の中に入って川を流されながら二方向から襲われぐるぐるの流れに呑まれての立ち回りのところは楽しかった。 10個くらいの樽と二方向からの追っ手と激流とびゅんびゅん飛び交う弓矢がぐじゃぐじゃに入り乱れて、でも当たるやつには当たるし当たらないやつには当たらない。 あれで死者行方不明者ゼロなのもすごい。

あとは財宝のなかで寝ていた竜の動きとか。 柱がいっぱいの穴のなかで長い首の動きがだんだん速くなっていって、首が喋りながら動くのでこんがらがりそうなのにそうはならず、最後はキングギドラに変態して飛んでいく。 このへんはコンサルタントで入ったGuillermo del Toroさんかしら。

いろんな動物がいっぱい出てくるのがうれしい。 熊ん蜂のまんまる3Dにはきゅんとなった。

そして、毒矢にやられて瀕死のKili (Aidan Turner)が彼を介抱するTauriel (Evangeline Lilly)と恋におちる瞬間に笑っちゃうくらい溢れかえる光と直球の少女漫画描写。 恋も神話も普遍のイメージにぐいぐい回帰していく、そのぶれのなさが頼もしいったら。

弓矢のれごらすは、前よかつんけん性格悪くなっているような気がした。ミランダのせい?

パート3、もちろん行きますとも。

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