3.29.2014

[film] Frozen (2013) - 3D

21日の金曜日の晩、一本フォーク、じゃない(あーくだらねえ)、日本橋で見ました。

TCXていうのとDolby ATMOSがどんなもんかを見ておきたかった、程度で映画はどうでもよかったの。

まず3Dの予告になってもぜんぜん3Dにならなくて(ついに眼が壊れたかとおもった)、前座のMickyの短編がはじまったところで突然上映中断、人がわらわら出てきて謝って、復旧に10分以上かかったの。
シネコンで上映中とつぜんフリーズ、はこないだのサンフランシスコの"Winter's Tale"のときにもあって、このときは終わってから同じシネコンのタダ券くれた。
日本のお客さんはやさしいよね、復旧・再開のときに拍手してあげるんだから。

音はどう聴いても細くて弱くて小さくて、ほんとは"Let It Go"で脚をどんって踏みこんだとき氷がばきべきばきべきってすさまじい唸りをあげて天まで伸びていくはずなのに、こんなのがDolby ATMOSだとしたらDolby教授が墓場の陰で泣くぞ、ておもってぶうぶう言いながら帰ったら25日になって実はATMOSではありませんでしたごめんなさい、てメールで連絡がきた。 理由がサーバ側のライセンスが切れてた ... って。 2300円も払ってこれだよ。

メールによると、お詫びに「映画ご招待券」をあげるから劇場で従業員に声をかけてください、と。 でもきっと担当のひとにあたるまでたらいまわしでいろんな条件制約たっぷりで結局使えないんだよ。 くだんないCM(ほんとに苦痛だ、なんだあれ)ばっかり流してないで、ごくふつうに音と画質をモニターするひと置いとけ、だわ。

というわけで前回2Dで見た"Frozen"は3Dでも不完全なまま、完璧な"Frozen"を見ることは凍結されてしまったのだが、それでもべつにいいや(映画は)、なのだった。

あのトナカイの挙動って、ほとんど犬のそれだよね、とか、"Let It Go"って歌詞はほとんどロックなんだからボン・ジョビとかにがーん、てやらせればよかったのに、とか、真実の愛が氷を溶かすのだったら、地球温暖化は真実の愛のせいだから、もう真実の愛禁止、とか、せっかく解き放ったパワーを妹が去勢しちゃうお話(しかも王子様なし)だねえ、とかどうでもいいことばかり思っていた。

コレド室町、ってのもなんかださいよね。 30年後にまたおなじような再開発やるのが見え見えみたいな。 で、「それが伝統というもの」とかいうんだよ。

ああ、春なのに花粉と文句しかでてこない。

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