6.12.2013

[film] Fast & Furious 6 (2013)

7日の金曜日の仕事は午後の始めに終わってしまった。
フライトまであと10時間、その前の会食まででも5時間はある。
しょうがないので映画でも見るしかないのだが、どかどかやかましいのにしないと寝てしまう可能性があったので、これにした。

できるだけ近場の映画館をがんばって調べて、バスで行けることはわかったのだが、めんどうなのでtaxiにした。
映画館についてチケット買って、それでもまだ上映まで1時間あったので、ロビーで少し昼寝した。 昼間のLAで。 スーツ姿で。 なにやってるんだろ、と少しだけおもった。

予告のしょっぱなが"Machete Kills"なのでもりあがる。しかもいきなり大統領から電話がはいる。

映画は"5"の泥棒で儲けたお金でみんな好き勝手やっているのだが、犯罪者なので国に戻ることができないでいて、そんなある日、Dwayne Johnsonがこれまでの罪はぜんぶちゃらにしてやるからと助けろ、と仕事を持ってやってくる。
敵の傭兵たちの側には死んだはずだったMichelle Rodriguezさんが記憶を失くした状態でいて、さてどうする、とかあったりするのだが、そんな心配しなくてもばりばり突っ走って壊しまくるだけ。

前作の、ブラジルの街中を金庫でがんがん、はなかなか楽しかったが、今回は軍が絡むので戦車とか飛行機とか更にスケールがでっかくなっている。
車にしても戦車にしても飛行機にしても、ヒトを乗せて走る乗り物、というよりは走る、ぶつかる、壊れる、潰れる、燃える、これらのTransformをヒトの意思や運転技術とは関係なしにがちゃがちゃ実行する機械として描かれていて、もはや運転技術とかはあまり問われていないようなかんじ。
この大騒ぎ(みんなが見てるよね)を引き起こしたのが、軍が雇った強盗団の仕業だったことが世間に知れたら相当やばいとおもうのだが、そういうのは気にしなくてもよいことになっている。

でも今回のは人間系もなかなか楽しくて、Michelle Rodriguezとビッチ同士の殴り合いとか、Michelle RodriguezとVin Dieselのアストロ球団なみの空中プレイとか、Vin DieselのX MENなみにとてつもない頭突きとか、見どころはいろいろある。 車とは関係ないところで。
Vin DieselとDwayne Johnsonのタッグが、敵の2トップとぎーんて向かい合うところでは場内で掛け声が掛かったりして、東映やくざ映画みたいだった。
ゆいいつ、Paul Walkerの(外見の)劣化が激しいので、彼には子供を持たせて少し後退させている。

最後、ロンドンからLAに戻ってきて空気が緩むと、あーこれはLAの映画なんだなあ、LAで見て正解だったねえ、とおもった。

あと、"7" は更にすごいことになる、はず。 最後のところで ...

0 件のコメント:

コメントを投稿

注: コメントを投稿できるのは、このブログのメンバーだけです。