New York, のこりのあれこれ。 ぜんぜん書いてる時間ないの。
9日の晩、 (le) poisson rougeのあとはお食事で、Lafayetteに行った。
Locanda VerdeとThe Dutchの人達のフレンチなので悪いわけがなかろう、と。
Other Musicを少し下ったところにある。 やばい。
前菜のSoft Shell Crabのから揚げがすんばらしかった。こんなかりかりしっとりおいしいやつは久々。
冷たいせいろの横に添えたい(殴)。 メインは割とふつうのビストロおかずだったが、驚愕だったのはデザートのいちじくのタルト - ヨーグルトのソルベとローズマリー蜂蜜添え。
二人用、とあるのだがサイズとしてはホールがまるまる出てくる。いちじくは少し温かくてタルト皮はぱりぱりで、じーんとしたところにソルベのひんやり甘酸っぱいのと蜂蜜のふんわりが横からダイブしてくる。 Cronutと同じくらい危険 - この時点ではまだCronut知らなかったわけだが。
大人数で行って、パテとか牡蠣とかだらだら食べたらよいだろうなー。
アナログレコード関係は、ほぼ新譜のみ。 今回のように時間がないときに中古を掘るのは不可能なの。
QOTSAのデラックス盤とか、Eleanor Friedbergerさんの新譜(中のポスターが素敵!)とか、"Spinal Tap"のサントラ(アナログは84年以来)とか、そんなもん。7inchはなし。
本・雑誌はMcNally JacksonとWilliamsburgの猫書店とSt.Mark'sしか行けず。
絶対買うべし、だったのが"The Riot Grrrl Collection"。
編者のLisa Darmsさんが2009年から集めて行ったRiot Grrrlに関するzineとかチラシとかがてんこもり。 裏表紙のMiranda Julyさんのコメントが力強い。"Zine-makingが教えてくれたこと"。
Bustの20th Anniversary Issue。 表紙はでっかく、"The Return of Courtney Love".
今週、20周年記念イベントがBell Houseであるよ。
http://www.bust.com/parties/bust-s-20th-anniversary-extravaganza.html
他の特集は、"A Girl's Guide to 1993"。
93年といえば、New Museumで5月末まで開かれていた展示 - "NYC1993 Experimental Jet Set, Trash and No Star" 、これのカタログ買いにNew Museumまで行った。
93〜94年というのは米国にとって文化史的なターニングポイントがあった、と個人的に思っていて、そのおべんきょのいちぶ。
あと、St.Mark'sでは話題のエロ作家 - Marie Callowayさんのサイン本があったので、そいつを。
他の雑誌は、Film Commentとか、Brooklyn Magazine (Food Issue)とか、Gather Journalとか、Diner Journalとか、だいたいいつもの。
あと、Modern Luxuryが出しているやつで"Beach" ていう、Hamptonの金持ち向けのタウン誌みたいのがあって、表紙がGwynethだったので少し悩んだのだが、1年前、Montaukで式をあげたRufusの幸せいっぱい手記、があったので買った。
あれこれ買ったけどぜんぜん読む時間がない。 書く時間もない。 どうしようもない。
あとこれ、ほしかったかも。
http://www.coolhunting.com/tech/frog-dissection.php
帰りの飛行機は、新しい型のやつでした。
まんなかの列の3つ並んでいるまんなかで、ここってパーティションを両側上げてしまうとほとんど密室みたいな、押入れの中みたいな閉塞感たっぷりのかんじになる。 そういうのが苦手なひとにはきついかもしれない。
帰りの便で見た映画は3本。 ビデオのコントローラー、やっぱし使いにくいよね。
"Identity Thief"
ちんぴらのDiana(Melissa McCarthy)が真面目なサラリーマンのSandy(Jason Bateman)のカード番号と社会保障番号を電話で盗んで、なりすましで悪いこといっぱいして、Sandyはせっかく立ち上げた会社をクビになりそうになって、警察に訴えるのだが警察は州が別なので管轄もちがう、彼女をここにひっぱってくればなんとかなるかも、というので、彼は彼女を探しに南のほうに行って、 見つけてしょっぴいて行こうとするのだが、Dianeはものすごい性悪で凶暴で手がつけられなくて、道中ふたりともぼろぼろになって、お互いなんとなく憎めなくなっていくの。
憎めない性悪デブの系譜 - John Belushi - John Candy - Chris Farley - - (Seth RogenやJonah Hill, Zach Galifianakisあたりをここに入れてよいものか…) の流れに連なるMelissa McCarthyであるが、こいつの酷さしょうもなさとその曝しっぷりは相当なもんだと思う。 監督Paul Feig、 Sandra Bullock共演の捕物帳 "The Heat"がものすごく待ち遠しい。
"Hansel & Gretel: Witch Hunters"
ヘンゼルとグレーテルが魔女ハンターで悪い魔女をやっつける、ていう設定のお話し。
最初のほうにお菓子の家もちゃんと出てくるが、子供の頃のイメージとちがう... アメリカお菓子の家であんまおいしそうに見えない。
余りに破綻なくすいすい流れていってしまうのであんまおもしろくないのだが、ヘンゼルが小さいころお菓子の家で魔女にお菓子をいっぱい食べさせられたせいで糖尿病になってて、一定の時間間隔で動けなくなってしまう(インシュリン注射で復活)、というとこがおもしろかった、くらい。
あと、グレーテルに惚れて魔女をうらぎって仲間になるトロールがHenry Rollinsに似てた。
"Jack the Giant Slayer"
おとぎ話シリーズ、ということで「ジャックと豆の木」も。 こっちのがまだおもしろかったかも。
でも、地上と天上の国を行ったりきたりして、でっかいひととちっちゃいひとが戦う、その高低差とスケールがぜんぜん感じられなかったのが残念だったかも。 3Dで見たら違ったのかしら。
Shrekの猫がでてたね。
他になんかないか。
6.23.2013
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