この週末は、なんでかほんとに見たいのとかがあんましなくて、土曜日はかろうじで映画1本、ライブ1本。
映画は、これも新しいやつで、Ivan Reitmanが監督、Natalie PortmanとAshton Kutcherによるラブコメ。
"Black Swan"でナタリーがオスカー獲ったらもうこういう軽いのやってくれないだろうなあ、でも、こっちのがぜったいはまってるし、いいんだけどなあ、てみんな口には出さずにぶつぶつ言っているやつね。
エマ(Natalie)とアダム(Ashton)は15年くらい前から知ってて、お互い少しは気になってはいたものの、結局仲良くはならずに来てて、そんなふたりがたまたまなんとなく寝ちゃったら割とよかったもんだから、お互いやりたいときにやれる仲、それだけの関係(No Strings Attached - 運命の糸なし)を維持しようて決めて、ルールつくって、その通りそこらじゅうでやりまくるの。
でもなんとなくごく普通のデートしたらそっちも割とよかったもんだから、やだこれじゃはなしが違うし普通のカップルになっちゃうから別れましょ、て別れるの。
それで6週間が過ぎて、悶々しすぎて我慢できなくなったエマがごめんやっぱしあたし… ていうんだけど、もうアダムは。
やりまくり、ということでいうと昨年の"Love and Other Drugs"と比べてみて、例えばエマの役をAnne Hathawayがやったらどうだったか、とかイメージしてみるのだが、彼のつくってくれたPeriod Mix(※)に入っている”Bleeding Love”をぼろ泣きで絶唱しつつドーナツやけ食い(しかも運転中)みたいな、あーあ、ていうしょうもない姿を曝してそれなりに様になるのは、Natalieのほうだとおもった。
実際、ここまで彼女の危なっかしさが真に迫ってくるのは"Garden State" (2004)以来、といってよくて、つまりはすてきなの。
今回、Ashton Kutcherもまた、すばらしいとおもった。
頭はそんなに鋭くないけど人なつこくてよいハートをもってて、短パンにパーカーの後ろ姿が似合う青年、こいつはどの映画出てもほんとにこれだけだけど、偉いよ。 そんでこいつがエマに言う決めの一言がさあ。
「いいか警告する。これ以上近づいてみろ...(以下略)」
彼の父親として、久々に見た気がするKevin Klineもいいの。
息子のEx-を寝取ってもさばさばしていられる軽さと余裕と懲りないかんじと。
Ivan Reitmanにとっても久々のヒットなのでは。 やっぱ息子なんかよかぜんぜん安定してて、余裕だよね。
※Period Mixていうのは、彼が彼女のためにつくったプレイリストなの。
どういうのかは見ればわかる。
http://www.nostringsattachedmovie.com/#/periodplaylist/
2.14.2011
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