土曜日、"Just Go with It"の後、寒さでがたがた震えつつレコ屋を経由してBrooklynのSt.Ann's Warehouseでみました。 久々にSt.Ann'sに行きたかった、というのもあって。
3日間4回公演(土曜日だけ2回)の3回目のやつ。
ピンポンパンで育ったみんなの場合、パジャママン、つったら夜の9時になるとやってくる正義の味方なのだが、これはThe Pajama Men(複数)ですから。
だれもそんなの気にしてないか…
英国とかシドニーとかで賞もらっているので英国のDuoだと思ってたらアメリカ人だったのね。 それにしちゃ器用で変に細かいよね。
舞台には椅子がふたつあるだけ。あと伴奏者がひとり、こじんまり。
ヴィジュアル仕掛けはなくて、明るいか暗いか、青か赤か、みたいな基本照明のみ。
ふたりはパジャマ姿でどおもー、て出てきて、べらべらべらべら、シチュエーション説明もなにもなく、いきなり切り込む小コントをノンストップで繋いでいくだけ。
これが切れ目なく80分間がーっと続く。 ほんとそれだけ。
でもこれがしぬほどおかしくて、見ているほうは笑い疲れてぐったり。
名人芸みたいなやつではないの。モノまねとか形態模写とかにそれなりのテクがある、というわけではなくて、ひたすら変な声とか変な訛りとか変な格好とか変な動きとか、そういうのを変な鳥が突っつきあうみたいに、すごいスピードで流して転がしていく。べらべらべら。
これだけで、なんであんなにおかしいのかわからん。 なんでパジャマなのかもわからん。
電車内でチケット見にくる車掌とか、ゾンビ少女と不死身少年とか、監獄の殺人鬼と刑事とか、なんだかよくわかんないやつ(でもおかしい)とか、そんなふうなコントが何回かまわっていくうちに、何周目かでぜんぶ繋がっていることがわかったりするのだが、それは割とどうでもよくて、もういいよおもしろいんだから、みたいになってしまうの。
下ネタもいっぱい、どれもばかばかしくていかった。
馬のやつとか。
英国でうけたのはなんとなくわかる。
この延々ころがってってどこに辿り着いたかわかんないようなナンセンスは、どちらかというと英国のものだよね。
日本でも間違いなくうけるはず。
英語わかんなくてもだいじょうぶだよ、たぶん。
このふたりです。
http://www.thepajamamen.com/
2.21.2011
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