ぼろぼろの状態、頭の半分がいかれたかんじで、8日の金曜日の晩、渋谷でみました。
これ、前にSeattleに行ったとき近所のシネコンで見ようとおもって、そしたら時間間違って間に合わなくて悲しかったやつ。
大学院の博士を終えようとしているAnnie (Kristen Bell) となにやっているのかわからないCharles Bronson (仮名)のカップルがいて、Annieのとこにカリフォルニアの大学の社会学の講師(紛争解決学、だって) のオファーがくるの。 彼女にとってはまたとないチャンスで、行ってみたいけど、彼のほうはちょっと微妙で、でもカリフォルニアまで車で送っていくことにする。
なんで彼が微妙だったかというと、Witness Protectionのプログラムで保護観察(担当の保護観察官がTom Arnoldで自爆キャラで、ばかみたいにおかしい)されてて、だから許可なしでどっかに行ってはいけないのだった。 けど、ものすごいエンジンの車をガレージから出してきて、とりあえず車を走らせる。
途中で、Annieの元カノの変な筋肉バカのところに寄ったら因縁つけられて車を調べられて、そういうところから彼の正体がだんだんわかって、Facebok経由でかつてのやばい仕事仲間(Bradley Cooperとか)とかも復讐で追っかけてくるようになって、他にも保護観察官とかぼんくらの警官とか、Charlesのパパとかも巻き込んで騒ぎがでっかくなっていくの。
カーアクションが多いし、きな臭い、ちんぴら臭いことぷんぷんなのだが、誰も死なないし、基本はラブコメ(+Road movie)なんだとおもった。
いろんな過去をとりあえずとっぱらって、今の、目の前の彼・彼女を愛することができるか? ていうテーマの。
最初はなんだこりゃ、みたいなかんじだったのが、彼の正体が見えてくるにつれて、車のスピードが上がっていくにつれて、ぐいぐいおもしろくなっていく。
Kristin Bell - Sarah Marshallさんは、なんでこんなぺったんこ娘が宿命の女ぽくなってしまうのか? みたいな微妙な線を今回もすごくうまく演じていて、いい。
Bradley Cooperは最初は強そうで凶暴に見えるのに、結果はぼこぼこにされてかわいそー、という相変わらずのキャラで、安心して見ていられる。
他には、パパを演じたBeau Bridgesのタコ殴りとか。
音楽は柔らかめのが多いが、ラストにPete Townshendの"Let My Love Open the Door"が流れる。
最後にThe WhoとThe Cureが流れる映画に悪いのはない、という法則はここでもちゃんと機能するのだった。
3.13.2013
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