みんながJubileeだ四連休だと浮かれているのに、土曜日に仕事をしなければならないことがわかっている金曜日の晩は、それはそれは気がめいるもので、だから、映画ばっかし見てないでライブでも行ってみようか、と。
当日券でRoyal Festival Hallで見ました。 ここでの2daysの初日。
ここのホールはBFIのすぐ横にある。 3日3晩通っていると、なんか近所の銭湯に行っているようなかんじになる。
£45でM列のぜんぜん前のほう。 ここはとても音がよいの。
8月のAntonyキュレーションによるMeltdownもここでやる。 あのラインナップはぜんぶ見たいな。
7:50くらいに前座のThe Candlesから。 バンドとして固まって出てこなくて、ギターの弾き語りにタンバリンが入ったりピアノが入ったりギターが入ったりの二人羽織のまま30分、どの曲も気持ちよいアメリカン・フォークの王道。
休憩になると、またみんなアイスクリーム売り場に走っていくので、一緒に買う。
ふつうにおいしいけど、£3は高いし、量は少ないし、なんでみんないそいそ買いにいくのかいまだにわからない。
このひとのライブはまだ見たことなかった。
00年代の前半は、Jesse Harrisさんの周辺でちょこちょこ出ていたので会いそうな気はしていたのに。
バックバンドはさっきのThe Candlesからの3人、にドラムス(Danger Mouseさんではなかった)の計4人。
黄色い(黄緑?)のぽわんとしたワンピース(ちょっと太った?)で立ちピアノ、座りピアノ、エレギにアコギ、バックとの相性はとてもよいかんじ。
音は全体にボールドで、やわらかく、たまにざくっとしたとこが入って、このへんがDanger Mouseかな、とか。
このバックだとヴォーカルがふんわりと宙に浮かんで、昔のMazzy Starみたいに聴こえるとこもなくはなかった。
でも、やっぱり違って、あれよりもウォームでちょっと湿ってて。 個人的にはBonnie Raittさんみたいになってほしいのだけど。
客席がいちばん湧いたのはやはり、終盤にひとりでピアノ語りした"Don't Know Why"で、スタンダードだなあ、とおもった。
アンコールは一回、2曲、まんなかにバンド全員が固まってかしゃかしゃとアコースティックセットを。
これがあたしのバンドなの! ってとっても嬉しげな、そういう音でした。
部屋に戻って寝ようとしたらBBC4で"Stiff at the BBC"ていうのをやってた。
Ian DuryとかDamnedとかElvis CostelloとかGraham ParkerとかDr.Feelgoodとかのライブをがんがん流してくるので眠れなくなった。
なんだよこれ。 30年前になんで見してくれないんだよ。
あと、どうでもいい話だが、CM音楽で、Skidsの"Into the Valley"が流れてた。 よい国だわ。
ここでとりあえず切って、あしたの朝にパッキングする。
もんだいは、空港までほんとにたどり着けるのかどうか、だね。 こんな橋のたもとから。
たったいま、TVでやってた"Eyes Wide Shut" (1999)がNicoleの "Fuck." でおわった。
何回みてもかっこいいねえ。(ここだけだけど)
6.03.2012
登録:
コメントの投稿 (Atom)
0 件のコメント:
コメントを投稿
注: コメントを投稿できるのは、このブログのメンバーだけです。