着いたらもう夏でしたわ。 月曜日なんか27度もあった。 これで仕事しろと。
見なきゃいけないやつの最初のがこれ。 最初がこれかよ、とか言わないこと。
Angelikaまで下りていって見ました。
http://turnmeondammit.com/
2011年のTribeca Film Festival(今年のはこの水曜から始まる、でもぜんぜんむり)で"Best Screenplay"を受賞している。
ノルウェーのSkoddeheimenていうど田舎に暮らす15歳のAlmaと友達ふたり、Trollが出てきそうなほんとしょうもない山奥の田舎、バスで村に入るときはきまって中指を立てることになっているそんなとこで、やらしい妄想ばっかりしてるAlmaの日々と明日はどっちだ。
彼女のエロな妄想と現実がごちゃごちゃに(でも静かな、ほとんど同じトーンで)描かれるのだが、彼女にとってはどちらも同じ日常なので(こんな田舎で他になにしろってんだよ!)どうすることもできないの。
いちばんの事件は、彼女がぼんやり憧れていていつもの妄想の餌食になっているArturがパーティの最中に彼女の横にきて、ちんぽこたててつんつんしてきた、というもので、これの真偽(あるわけねえだろそんなの、でもだって)をめぐって騒ぎが起こって彼女は村八分にされてしまうの。
とにかく、母親とか近所のガキとかに何を言われようとも、仏頂面で動じなくてつーんとしているAlmaの後ろ姿がかっこいい。
強いとか狂ってるとか変な娘とか、そういうのではなくて、そうやってここで生きてるんだけどなにか? みたいな。
でもおもしろくて、なんだかとってもよくて好きなんですが。
全体の落ち着いたトーンはなんとなく、"The Myth of the American Sleepover" (2010) とかに近いかも。
Kings of Convenienceがすごく素敵に流れてきて、この2人組の音の場所はこういうとこにあるのね、とか思った。
あと、予告でWoody Allenの新作"To Rome with Love"がきた。 今度のもおもしろそうだねえ。
4.19.2012
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