4.19.2012

[film] 21 Jump Street (2012)

月曜日の晩、9時過ぎ、Union Squareで見ました。
基本Jonah Hillものは見ることにしていて、この作品ではストーリー作って(共作)、プロデュースまでやってる。
予告だけで十分おもしろかったし、見るしかないよね。

高校時代(2005年)、Jonah Hillが(エミネムのかっこしてる)Dorkで、Channing TatumがJockで、ふたりでポリスアカデミーに入って卒業して、公園まわりの自転車警備隊をやっていたのだが、へまをした罰で高校で流行っているドラッグ販売網への潜入捜査を命じられる。(それを命じるのが上司のIce Cube)。

んで、ふたりは高校生活をもう一回やることになって、こっから先は誰でもわかるわ。

基本トーンは学園モノで、プロムねたとかもあって、同時にバディの刑事モノでもあって、これらに求められるあれこれがぜんぶ入っている。 で、これらのこまこましたネタが全部きちんと絡みあってクライマックスになだれこんでいくとこはえらい。よく練ってあるねえ。
追体験のようでいて、卒業してたった数年しか経っていないのにまるでカルチャーが変わってしまった学園生活のあれこれとか、なるほどなー、というとこも多い。

Jonah Hillが運動神経ゼロだけど変なとこに頭のまわるバカ、Channing Tatumが運動神経だけはすごいけど、あとはぜんぶバカ、というこのコンビがなかなかすごくて、なにやらせてもおかしい。 ふたりでドラッグにはまって騒ぐとこなんておかしすぎ。
刑事コンビものとしては、"The Other Guys" (2010)以来のヒット、と言えよう。
映画版のスタハチよか、おもしろかったかも。

このために40ポンド減量したらしいJonah Hillは、それでもぜんぜん持ち味が変わっていないとこがすばらしい。  車に轢かれようが背中になんか刺さっていようが。

Channing Tatumは、朴訥で誠実で忠実で体力だけはたっぷりあるでっかい犬みたいな(キャラクターを演じる)ひとだと思っていたが、コメディもなかなかいけることがわかった。 今後に期待したい。

カメオで、オリジナルのTVシリーズ(見てないけど)のふたりもちゃんと出てくる。 つまりはあのひととか。

音楽はいっぱいいろいろ鳴っているがオリジナルのはMark Mothersbaughさんだった。

映画の前に少しだけ時間があいたので、WilliamsburgのAcademy RecordsとSpoonbill and Sugartownに行って少し買った。
どっちの店の猫も元気でした。

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