2.07.2015

[log] February 07 2015

もうぜんぜんおめでたくはないとはいえ、お誕生日の朝にJFKにいて、これからぜんぜん楽しくない東京に戻らなくてはいけない、そのあまりの不幸と理不尽に憮然としている。
先週からずっと、JFK周辺を超極地的なストームが襲って空港一帯ぜんめん封鎖、復旧まで一週間以上、ていう事態をお誕生日神を含めていろんな神様にお願いしていたのだが、叶わなかった。 神様なんていない。

フライトがなくなったら、とりあえずBrooklyn Fleaの”mini” Record Fairに行って、今回は行けなかったあそことあそこと食べれなかったあそことあそこと、夢想するのは自由だからいくらでもしてやる。 神様なんていなくたって。

JFKではJALのラウンジがなくなってAir Franceのラウンジを使うように、ということになっていた。
拡声器つかって大声でおもいっきしびっくりしてよいと思うのだが、チーズがない。 Air Franceのラウンジに。チーズが。ない。 アメリカのチーズなんて置くに値しないと思ったのかしらんが、チーズがない。 クラッカーはあるのに、バターもジャムもあるのに、George Clooneyのコーヒーメーカーまであるのに、チーズがない。  あのビニールパックされたしょぼいMonterey Jackとかでじゅうぶんなのに、それすらない。チーズがないんだったら空港に来る意味なんてない(そこまでいう)。 神様なんてぜええったい、いない。

着いた日からずうっと氷点下で、日曜の晩から雪とみぞれで、月曜日は更に積もってふぶいて、火曜日にはそいつらが凍って、水曜日にはその上を風が渡って華氏の12までいった(体感だと摂氏のマイナス12くらい)。 寒いのは嫌いじゃないし楽しいくらいだったが、このたびは手袋も襟巻きも荷物に入れてなくて、更にスーツ2つのうちひとつはぴらぴらの春夏のだった。 寒さも突出すると間接とか体のエッジを物理的に襲う、ということを久々に思いだした。 自業自得だから神様はかんけいない。

お外がこういう状態だったし、お仕事もぱんぱんにぶちこんでくれたおかげで、活動のほうもさっぱりだった。 エマさんの“Cabaret”は取れないし、BoweryのFrankie CosmosもRough TradeのNatalie Prassも売切れちゃったし、BAMのJohn Carpenter先生のトークはキャンセルになっちゃうし。 神様がいないから、こういうことになる。

さ来週はなー  Boweryでhelmetの”Betty” 20th Anniversary Show (…) とかあるのになー。

映画は新作4、旧作1.5。 0.5ていうのは落ちてて半分くらい記憶が失われてしまったので書けないよね、なやつ。 
展覧会は3。 こんなもんなの。ついてないよね。
レコードも本も、おおこれこれ、ていうのはあんまなかった。 あんまなかったくせになんで荷物、30kgまでいったの?

Super Bowlはひととおり外で遊んでから戻って、うとうとしていたところでKaty Perry&鮫の直撃を受け、やっぱしこの娘はすごいねえ、だった。 あとは、Jimmy Fallonでの Neil Young(テレキャスターだった) + The Rootsとか。

というわけで、どこでなにを、は戻ってからぼちぼち。
でも来週はとっても眠くなる気がする。

ではまた。

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