これもシアトルの前、26日に六本木で見ました。
これくらいは見ておかないと、"Alien" (1979)のpre-sequelだしね、とか言ってみたいところだが、実は"Alien"て見てない。 "Aliens"もTVで途中まで見たけど怖くて最後まで見れなかったの。
「カニみたいのが腹を食い破って出てくる」それだけでもうぜんぜんだめだったの。 当時は。
あんまし文句のつけようがない。
でっかいものをでっかく描く画面構成、でも壮大で尊大でへえへえばかりかというとそれだけではなくて、眼球表面をちろちろする線虫みたいのとか、自分で開腹とか、ヘルメットのガラスぐしゃ、とか皮膚感覚にまで降りてくるサービスのよさもあるし。
「人類の起源」という大風呂敷を前に、その、きちんと網羅された感をあれこれ言ってどうする、な感じも、いちおう漂うし。
でもさあ、人類の起源があれなんだったら他の動物くん達はどうなるの? あ、それ言ったらキリスト教のひとたちに怒られるの?
それにしてもー、不老不死、永遠のなんとかを希求する大企業が一発冒険に出て大惨事、結局人類って自ら破滅に向かって走るレミングなのだ、みたいな世界観て、こないだの"Rise of the Planet of the Apes" (2011)のときにも思ったけど、最近のハリウッドの典型的な症例だよね。
邦画の気色悪い「絆」だの「がんばれ」万能主義なんかよかぜんぜんましだとは思うが。
Charlize TheronとMichael Fassbenderがもっとぐさぐさやりあうと思ったのになー。
Michael Fassbenderくん、"Prometheus 2"では、ずっと生首状態(男根封印)で出ててほしい。
これでシアトル前はぜんぶか。 たぶん。
9.09.2012
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