シアトルのホテルに入ったのが夕方の5時くらい、あれこれ買い物とかをして(後で書きま)、晩の7時半くらいに見ました。 今回もホテルの斜め横のショッピングビルの上にAMCのシネコンが入っていたのだった。
(今のAMC、上映中の携帯やめよう、のCMはNemoの3Dが愉快に啓蒙してくれるの)
Jay Roachの新作だし、どうせ日本ではしょうもない邦題でDVDスルーされるに決まっているので、見ておくことにする。
南部のどこかの州の連邦議会議員の選挙で、対立候補がいないまま4期目を勝ち取ろうとしていたWill Ferrellのとこに、地元で観光ガイドをやっているZach Galifianakisが金持ちのパパ(と更にその背後にJohn LithgowとDan Aykroydの悪徳商人兄弟が)の後ろ盾で乱入してくる。どっちも根はしょうもないバカなのだが、Zachの側に凄腕のCampaign Manager(Dylan McDermott)が付いたことで、ほぼ互角の、しかし相当にえげつない泥沼の争いに発展していくの。
暴言に暴力に女に飲酒運転、それを言ったら、それをやったらだめだろうネタもいっぱい出てくるのだが、これは選挙戦で命がけの戦いで後がないのだから許されるはずだ、そうだろ? という描き方をする。
基本は選挙にまつわるあれこれをおちょくっているだけのようでありながら、ラストはちゃんと落ちつくところに落ちつくし、こんなんでも日本の実際の選挙の茶番の1000倍はましだと思いましたわ。
Will Ferrellは、いつものように鼻持ちらならない尊大なバカを演じて、Zach Galifianakisもいつものように無垢な目をした巻き戻し不能なバカを演じて、組みあわせとしてはぜんぜん悪くないのだった。
あと、パグが好きなひとにはたまんない映画でもある。 "Due Date"でも証明済みであるが、Zach Galifianakisほど不細工犬が似合うひとはいないの。
9.23.2012
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