8.01.2018

[film] Mission: Impossible - Fallout (2018)

もう8月だなんて、今年はあと5ヶ月しかないなんてありえない。

7月28日の土曜日の午後、BFI IMAXで見ました。

これの公開にあわせて、ケーブルTVのSkyではTom Cruiseチャンネルを延々1ヶ月くらいやってて、いろいろ見れた。やっぱし”Minority Report” (2002)と”Vanilla Sky” (2001) が好きかなあ。(どっちもTomの顔が崩れるやつだね)

MIの6作目で、監督は5作目 - “Mission: Impossible – Rogue Nation” (2015)のひとと同じ。
前作で捕まえた悪い奴 - Solomon Lane (Sean Harris) の残党がまだ世界中で悪いことしてて、今後はプルトニウム3球転がしてやばいことしようとしているので、Ethan Hunt (Tom Cruise) - 何とかしたまえ、って。

で、今回はJeremy Rennerは(鬼ごっこが忙しかった?)いなくて、そいつはCIAの仕事ざんす、って言い張るおばさん(Angela Bassett)が連れてきたでっかい奴 August Walker (Henry Cavill)がEthanの横にいて、あとは前作にもいたIlsa (Rebecca Ferguson)が途中から割って入って、パリで暴れてロンドンで暴れて最後はカシミールの雪山での対決になるの。

前作– Rogue Nation (2015)って、ずーっと走り回って追っかけてばかりで捕まえたらぼかぼかやってまた逃げられて、の繰り返しで、追いかけまわすことがあんたのMissionなんか? ちがうやろ? とか少し言ってみたくなったりもしたのだが、今度のもずっと足とかバイクとかヘリとかでフィジカルでリニアな追っかけっこをしてて、テクを使ったひらけゴマの、いちかばちかのスリルがあんまないの。 Benji (Simon Pegg)もLuther (Ving Rhames)もどうせEthanがやるから、みたいな態度で脇で立ってる。 これで147分はなー。

あとMissionが大変ならMI6もCIAもみんな協力しろってば。 散々手柄の捕りあいみたいなことしといて最後はEthan、地球のためにがんばれー なんて虫がよすぎで、そのへん、James Bondのパターンとあんま変わんないかんじにもなっている。
こうして”Mission: Ethan Hunt”になればなるほど、Jackie Chanに衰えが見え始めた頃と同じ感覚を抱いてしまい、スタントのすごさばかりがクローズアップされるあたりもきついかも。

アメリカ合衆国の大統領はTrumpって設定なのかしら?  それでAlec Baldwinは…

ロンドンのシーンは場所が映画館から近いこともあってみんなざわざわしてた。でもSt. Paul’sの寺院のてっぺんから上を伝って(伝えないけど)Blackfriarsまでがーっと走り、鉄道の屋根を伝って川を渡って左に折れてTate Modernの塔のてっぺんまで、ってあの距離を全力疾走したらふつうに死ぬよね - うんうん、ってそういうざわざわ。

でも眠くはならなかったし退屈はしないから。

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