11.22.2013

[log] November 19 2013 - Mel

火曜日の午後からメルボルンで仕事を始めています。 けど今回はほんとうにびっちりできつい。 外は20時半まで明るくて、街中はクリスマスの準備が始まっていてとっても楽しそうなのにずうっと建物のなかで缶詰状態。

行きの機内で見たのは2本。

"Grown Ups 2"
どうせまたDVDスルーに決まっている、いやそれすらもなしかもしれぬ、という危機感に煽られてまっさきに見ました。
1のほうがまだ、恩師のお葬式ていう大義があったけど、今度のは自分ちの近所周辺でぐだぐだ遊んでいるばかり、しょうもない下ネタとか変顔とか変人とか、そんなのを垂れ流しているだけで、しまりのないことおびただしい。

それでもいいのだ、Adam Sandlerの世界は、というひとはいうのだろうが、でもここまでくるとさすがにかも... と思って、いややっぱしいいんだ、と思い直す。
Adam Sandlerなら許される世界というのは、たしかにある。 それはなんとしても守られなければならないものだ、ととりあえず言っておく。

内容なんて書くのもばからしいのだが、あーなんかつまんねえー楽しくぱーっとやりてえなー、といつもの仲間が言いだして、じゃあパーティーをやろう! しかも80'sで!
ていうのと、地元でぶいぶい言わせている大学生たち("Twilight Saga"のTaylor Lautnerなど)との戦争、が絡むの。 その程度なの。

前作にあった"Grown Ups"ていう要素はあんまなくて、せいぜい子供と家族と地元愛とか、そんな程度、そしていつもの変な人(達)のオンパレード。
あとは得意の80'sネタで、J.Geils Bandが(ホームパーティーなのに)来て庭で演奏してくれて、みんな仮装パーティみたいのして楽しそうでいいなー。
日本でも最近、80'sを懐かしむパーティがあるようだが、ああいう醜悪な光景とは違うのね。

今回はRob SchneiderとNorm MacDonaldが出ていないのが寂しかったが、 久々にCheri Oteriを見れたのがうれしかった。(Steve Buscemiの妻、という設定)
"Twilight"であれだけきゃーきゃー言われていた(狼)Taylor Lautnerは、あんなんでいいのか。

エンディングはREO Speedwagonの"Live Every Moment"で、ぜんぜんもんだいないよね。

"2 Guns"

麻薬の潜入捜査をしているDenzel WashingtonとMark Wahlbergが麻薬王の金を銀行からふんだくろうとするのだが、じつはこのふたり、お互い覆面で別々の組織の指揮下で動いていて、盗んだ金の処理と盗んだあとの動作もそれぞれの指示で動こうとしたら当たり前に衝突して、てめえぶっころしてやる!になるのだが、盗んだお金も実はぜんぜん別のところの覆面で、結果三つ巴くらいで命を狙われてどうしよ? になるの。

もともとはコミックらしく、ふつうの人だったら10回分殺されて塵も残らないであろうはずなのに、DenzelとMarkだと死なないんだねえ。
元恋人を殺されたDenzelの怒りが沸騰する(はずの)とことか、もうすこしくっきり出たらなー。

テーマ的にはもろジョニー・トーの世界なのだが、でも舞台はメキシコで、たしかにメキシコのが雰囲気はよく出ていたかも。

で、帰りの便で"Drag War"を見るべきか、あと少し我慢して映画館でみるべきか、悩んでいる。(映画館でも見るけど)


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