水曜日の晩、なにもかもいやになってLeicesterのシネコンに駆け込んで、みました。
そういえば、ここは去年も、なにもかもいやになって駆けこんで、"Predators"(2010)かなんかをみたのだった。
座席は指定(ぜったい意味ないね)なのだが、部屋が屋根裏みたいな変な場所にあって、横長で4列くらいしかなくて、火事になったら確実にいちころ。
夜8時すぎだったからかしらんが、きっぷのもぎりもなにもないの。チケット買わなくてもはいれる。あんなゆるゆるのシネコンはじめてみた。 あれなら毎晩かよって見放題できるわ。
"Zombieland" (2009)のRuben Fleischer & Jesse Eisenberg組の新作。
プロデューサーにはBen Stillerの名前もある。
30分以内に配達できなかったら自分が代金払わなければいけないルールのピザ屋でデリバリーをやっているあんちゃん(Jesse Eisenberg)が悪党(でもぼんくら)の二人組につかまって、爆弾チョッキ着せられて、10時間以内に$100000持ってこい、て言われるの。
で、インド人の友達(こいつも早口、ふたりで言いあいしてると鶏のけんかみたいになる)と一緒に銀行強盗するのだが、当然いろいろあって簡単にはいかない。
83分。 "Zombieland"もそうだったが、ものすごいスピードと落ちつきのなさでちゃかちゃか走っていく。責任とらない、やりっぱなしで放置して、とりあえずカタをつけられそうなところ目指して走って、さあどうだ、みたいな。
ちゃかちゃか具合がTVみたいかというと、そうではなくて、たまにロングの、なかなかかっこいいショットががーんと入ってきて、ふん、とかいう。 "Zombieland"もそうだったけど。
"Zombieland"は、どちらかというとWoody Harrelson(とBill Murray)の映画だったが、これはJesse Eisenberg全開の映画でもある。 "The Social Network"の、あのこずるくて底意地のわるいとこもちらちらしつつ、とりあえず置かれてしまったLimitに向かって全力疾走する。
悪党ふたりと、そのひとりの父親(Fred Ward)とか、悪党のさらに上にいるギャング(Michael Pena)とか、でも悪のピラミッドをつくるわけでもなくて、そこらをうろついている、脇にいるそんな連中もいちいち強烈でおかしいの。
この監督、西部劇とかやらないかなあ。 ぜったいおもしろくなるはず。
REM、解散かあ。
そうだろうなあ、とかぶつぶつかんがえる。
9.23.2011
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