もう一週間が過ぎてしまったのね。
先週のいまごろは、こんなふうにコトが暗闇方向に転がっていくとは、こんななんでもかんでも「不謹慎」になっていくとは思ってもみませんでした。
こりゃ黙ってお祈りするしかない、というのもあったが、それ以上に仕事が半端じゃなく慌ただしくなって書いている時間がなかった。
そういう職種ではないはず…たぶん…なのに、そういえば911のときも仕事がとんでもないことになって死ぬかと思ったのだった。 仕事で我を忘れられればよいではないか、という考えもあるのかもしれないが、こういうときは我を忘れたくないし、忘れてはいけないと思うの。 雑念も含めていろんな思いが頭のなかに溢れてうんざりしたりぐったりしたりするのかもしれないが、こういうときはいくらでも溢れさせておけ、あたまんなかまで節電するこたない、と。
今週はSt Patrick's Dayでもあったので、The Poguesの "If I Should Fall from Grace with God" をずっと聴いていた。
After 911のときもそうだった。これとWilco "Yankee Hotel Foxtrot"が、まず浮かんで、流れる。
Poguesのは、どんなに激しい荒波がやってきても、押し流されても、ぶちのめされて立ちあがれなくなっても、へらへら懲りずに起き上がって次の波にぶつかっていくろくでなし共の音楽である。
応援歌、ではない。 復興とかも考えない。突撃あるのみ。もうすべてが前とは違ってしまったね。でも行けるんだよ。行くぜ、って。
こういうとき、癒し、というのとは違うが、自分がずっと聴いていられる音楽のリスト。
The Poguesの "If I Should Fall from Grace with God"
Wilco "Yankee Hotel Foxtrot"
Bruce Springsteen "Darkness on the Edge of Town"
Prefab Sprout "Protest Songs"
Pete Townshend "All the Best Cowboys Have Chinese Eyes"
Richard and Linda Thompson "I Want to See the Bright Lights Tonight"
The Kinks "Something Else" から "Lola Versus Powerman …" まで
Elvis Costello and The Attractions "Get Happy!!" から "Goodbye Cruel World" まで
The Smiths "Strangeways, Here We Come"
The Pretenders "Learning to Crawl"
Neil Young なんでも。
Robert Wyatt なんでも。
Harry Nilsson なんでも。
Randy Newman なんでも。
ああ、なんかふつーのロックファンみたいだ。
今日は、ようやくシネマヴェーラに行った。 なんか心底ほっとした。
Film Forumと、Walter Readeと、BAMのCinematekと、ここ、に自分の魂は偏在してあるのだとおもった。
映画の感想はまたそのうち。
3.19.2011
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