7.20.2018

[film] Tag (2018)

7月6日の金曜日の晩、West Endのシネコンで見ました。いろいろへとへとの金曜日で寝ちゃう気がしたけどだいじょうぶだった。

83年、9歳の頃から20年以上にわたって毎年1ヶ月(2月とか5月とか)の間、えんえんTag  - 鬼ごっこを続けている男子5人組がいて、Wall Street Journalでもレポートされた感動の実話の映画化。中味は単なるバカコメディなんだけど。

冒頭、Hoagie (Ed Helms)が清掃会社の採用面接を受けていて、あなたPh.D持っているのになんでこんなところに来るの?て聞かれたりしてて、その理由は幼馴染のBob (Jon Hamm)がCEOをしている会社に潜入してその年のTagを開始するためだった、と。 BobがWall Street Journalの記者とインタビューをしている時に掃除夫姿のHoagieが乱入してそれが始まって、Bobもそれを平然と受けて立っているので、あんた達なにやってるの? と記者がおもしろがって同行することになり、地方に散らばっていたTagメンバーのChillie (Jake Johnson)とKevin (Hannibal Buress)も拾うのだが、難関は故郷にいるJerry (Jeremy Renner)を捕まえることで、こいつはその月末に控えた結婚を機にTagをやめるとか言っているらしい、なめてんじゃねえぞ。

いろいろルール細則はあるらしいのだが、とにかく追っかける方は相手が結婚式の最中だろうが会議やっていようがトイレ入っていようが入院していようが24時間なりふり構わず徹底的に追っかけてよいことになっていて、逃げるほうはどんな手段を使ってもとにかく逃げて逃げて、どっちの側もそのためには騙しもなりすましも狂言もなんでもやる。ひとによってはそれを愛と呼ぶのかもしれないが、この場合は単なるバカなんだとおもう。

とにかくこうして5名+ WJ記者にHoagieの妻を加えた7名はHoagieの実家の地下に作戦本部を敷いて、Jerryの捕獲作戦に乗り出すのだが、こいつはJeremy Rennerなもんだからすばしっこくてずる賢くて最強で、Wedding Crasherやれるもんならやれば、でも新婦は妊娠してるんだし邪魔しないでね、とか軽くあしらわれて。 地元の結婚式なので親族同窓みんな来ていて、かつてガキ共全員を陥れたFemme FataleであるCheryl (Rashida Jones)が現れて撹乱したり、事態は混迷の度合いを増していく。ただ鬼ごっこをやりたいだけなのに。そしてその欲望を抑えることなんて誰もできやしないの。

ただの鬼ごっこに30年くらい没入して大人たちが(大人になっても)遊んでいる、というバカらしさが結婚式とか家族の絆とか故郷とかその他もろもろを巻きこんで一同総倒れの総崩れになっていくさまを面白く描いていて、確かにおもしろいんだけど、もーっともっとおもしろくできたのではないか、とか。 実話だからなんか遠慮したのかな。

ぼんくらMキャラを演じさせたら天下一品のEd Helmsと容赦ない狂犬Sキャラが似合うJeremy Rennerのせめぎ合いはなかなか絵になって、絵になるのはこれがただの追いかけっこだからなのかな。一方が追って、一方が逃げて、家の隅っこから地平線の彼方まで、延々それを繰り返しているだけ、でも見方によってはこんなにシンプルで楽しい映画になるネタもないかもしれないよね。

最後に実際にやり続けている本人たちの動画が映し出されるのだが、ほんとに楽しそうでよかったねえ、だった。

主題歌みたいに流れるのがCrash Test Dummiesの“Mmm Mmm Mmm Mmm”で - この変てこな曲を久々に聴いて、あったよねえーと思っていたらエンドロールで、今度は主要キャストが順番に歌ってくれるので、呪いのようにしばらく耳から離れてくれない。
「むーむーむーむー」

Portlandでセラピストの役で出ていたのはCarrie Brownsteinさんだよね?

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